宗祖日蓮大聖人は、 「行学(ぎょうがく)の二道をはげみ候べし。行学たへなば仏法はあるべからず。我もいたし人をも教化候へ。行学は信心よりをこるべく候」(諸法実相抄 新編六六八) と仰せられ、信心を根本とした行・学の二道に励むことの大切さを教えられています。 「行」とは修行をいい、自行と化他行があります。自行とは自身の成仏のために行ずる勤行唱題などをいい、化他行とは他の人を教化・化導することをいいます。また「学」は、大聖人の教義を正しく理解し、信心修行を深めるために仏法の道理を学ぶことをいいます。 日蓮正宗においては、これら自行化他の実践を仏道修行の基本とするのです。 |