![]() |
大 白 法 |
平成14年12月16日号 |
![]() |
宗旨建立七百五十年慶祝記念海外信徒総登山大法要の最後となる終会が、十一月三十日・十二月一日の二日間にわたり、海外十三カ国より三千百十余名の海外信徒が参加して行われた。 十月二十六・二十七日の初会より三会にわたった海外信徒総登山には、三十四カ国計一万千二百七十一名の代表信徒が参詣した。 また、三月の開宣大法要から始まった宗旨建立七百五十年慶祝記念大法要の一切が、この日をもって終了した。 一日目は、午前九時半よりの御法主上人猊下御目通りで始まり、御開扉の後、照心庭において全員で富士山と奉安堂を背景にして記念撮影を行った。 午後二時半より客殿において、海外信徒総登山大法要が奉修され、御法主上人猊下大導師のもと御経行、論義式が奉修された。 二日目は、午前二時半の丑寅勤行から始まった。 明けて午前十時半からの御開扉では、御法主上人猊下より御言葉を賜り、次いで奉安堂建設委員会主事の小川只道御尊師より奉安堂建設の経過報告、慶祝記念局委員長の藤本日潤御尊能化より挨拶があった。 午後二時半からは広布坊において、御法主上人猊下御臨席のもと海外信徒総会が開催された。 これには、宗務院より教学部長・大村日統御尊能化、海外部長・尾林日至御尊能化、財務部長・長倉教明御尊師、また、海外有縁の指導教師、大石寺山内教師、海外各国寺院等の御尊師、各国担当指導教師など、多数の御尊師方が御出席。他に山内の所化・小僧さん、寺族も多数参加された。法華講連合会からは法華講総講頭・柳沢委員長、大講頭・石毛副委員長はじめ二十一名の代表が参列した。また、大石寺塔中の各支部より法華講員百五十余名も参加した。 総会は開会宣言で始まり、尾林海外部長の挨拶と進められた。 壮年・婦人・青年・少年の各部より代表一名が決意発表を行い、続いて、各国よりの代表三十六名による共同宣言と続いた。 次に、柳沢委員長(法華講連合会代表)、大村教学部長(宗務院代表)が祝辞を述べた後、御法主上人猊下より甚深の御言葉を賜った。 ここでシンガポール・開妙布教所合唱団による合唱が披露され、最後に全員で「地涌讃徳」を合唱し、閉会宣言をもって終了した。 下山は夕刻より始まり、二日の丑寅勤行に参加したのち下山するなど、順次帰国の途についた。 |