令和8年2月16日付

折伏に励んで有意義な年に

信仰者として言行一致の振る舞いで

 フランスの信徒は、信行寺のあるイル・ド・フランス地域圏の他に、西側、南東側、南部等の各地に点在している。信徒がいる最も離れた場所は、信行寺から約八五〇キロメートル(高速鉄道で五時間)の、スペインとの国境付近である。
 信行寺は信心の根本道場としてパリ近郊に建立され、日々信徒が参詣し、フランス広布をめざして信心に励んでいる。
 今回は、信行寺法華講幹事の一人である、サピーヌ・ランベルさんにお話を伺った。
  
●まずは自己紹介をお願いします。

サピーヌ
 私はサピーヌ・ランベルと申します。パリ近郊で、キリスト教を信仰する家庭に生まれました。
 しかし、十代の頃に、キリスト教は自分が望んでいるものではないということを強く感じていました。
 そして、二〇〇二(平成十四)年に日蓮正宗の仏法に出合い、二〇〇五年十一月に御授戒を受けて入信しました。
 さらに二〇〇六(平成十八年四月に、総本山第六十八世御法主日如上人猊下の御代替慶祝登山に参詣させていただき、これが私にとって初めての登山でした。帰国後、すぐに御本尊様を御下付戴き、現在に至っております。

●ありがとうございます。では、入信を決意した理由などをお聞かせください。

サピーヌ
 はい。当初は、どの宗教にも全く興味がなかったのですが、初めて日蓮正宗の仏法を知ったことは私にとって、とても新鮮な経験でした。
 日蓮大聖人様の仏法の教義の深遠さによります。例えば、「日蓮仏法をこゝろみるに、道理と証文とにはすぎず。又道理証文よりも現証にはすぎず」(御書八七四n)と仰せですが、道理と文証と現証がそろうということに合理性を感じました。また、信心が生涯にわたる道であることもです。そういったことを聞くにつけ、どんどん引きつけられていきました。
 そしてある晩、御題目を唱え始めたのです。しばらくの間は、「これが私にとって正しい道なのだろうか」と問いながらでしたので時間はかかりましたが。
 二〇〇四年の十二月に、信仰していくと決意してからは、すべてがあっという間に進んでいきました。

●現在、法華講の役員をされていますが、あなたはどのような活動をされているのですか。

サピーヌ
 私が担っている事柄は、機関誌のデザインですとか、御会式など大きな法要の準備、それから、法華諸員名簿の管理等です。どの活動においても、日蓮大聖人様にお仕えしているという気持ちで、他のご信徒とともに行っております。また私の経験などをもとに、ご信徒の信仰の手助けとなることは、精いっぱいさせていただいています。

振る舞いは折伏の重要な要素

●次に、フランスにおける折伏について、お聞かせください。
サピーヌ
 はい。フランスはカトリックの国ですので、折伏は容易ではないことも確かにあります。
 しかし、私たち信仰をしている者の話すこと、体験や振る舞いは、未入信の方々への、より大きなインパクトとなるのではないかと強く感じています。また、フランス人は仏法の教義・教学に非常に強い関心を持っていると思います。
 ただ勤行・唱題などの実践修行となると、二の足を踏んでしまう傾向があります。
 私自身が折伏を行っているなかで、御授戒にまで至らないことも多々あります。やはり、「南無妙法蓮華経」を説き聞かせるのと同時に、信仰をしている者の行動・振る舞いが、折伏成就に繋がる大切な要素であると考えています。

●「団結行動の年」が始まりました。本年一年の決意を聞かせてください。
サピーヌ
 折伏を実践し、信行寺の折伏誓願目標を達成すること、私個人としても一人以上の御授戒を成就することです。一人で折伏するのがたいへんな時には、他のメンバーに力を借りて、「団結行動の年」を有意義にしたいと思います。

●では最後に、読者の方々へのメッセージがありましたらお願いします。
サピーヌ
 はい。現在、世界中が大きな混乱と苦悩に苛まれております。この状況を変えていくには、御法主日和上人猊下が常に御指南くださる通り、折伏しかありません。日本とフランス、国は違えど、広宣流布、立正安国をめざす心は同じです。
 心を一つにして、自行化他の唱題に励んでまいりましょう!