しょう りん じ
昭 倫 寺
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大日蓮より抜粋 
 
 創立90周年記念法要
 令和四年五月二十九日午後二時から、東京都杉並区の昭倫寺(野村淳信住職)において、同寺の創立九十周年記念法要が厳粛かつ盛大に奉修された。
 同寺は、昭和六年、橋本均一氏の別宅を寺院の設立に願い出られ、同年七月五目に総本山第五十九世日亨上人から「歓喜寮」との命名を賜り、初代住職として堀米泰栄師(のちの第六十五世日淳上人)が赴任され、日亨上人の大導師のもと、歓喜寮落成入仏式が奉修された。
 昭和十二年二月一日に東京府知事から宗教法人中野教会所として認可が下り、同年三月二十七日には堀米師が担任教師に任じられた。
 当時、講中名は信解会と称しており、講員数は二百四十名ほどであったが、堀米師の教化により、日々、信徒が増加していった。
 その後、歴代住職と信徒によって同寺の発展・拡充が図られるなか、昭和三十七年二月二十七日に第六十六世日達上人の大導師のもと、本堂庫裡増改築落慶法要が奉修され、同年四月二十四日には「昭倫寺」と寺号公称した。
 そして、昭和五十五年十月二十二日に第六十七世日顕上人の大導師のもと、新築落慶入仏法要が奉修され、同五十八年十一月九日には第四代住職として野村師が就任した。
 以来、野村住職の指導のもと、隣接地の購入、信徒会館の建立、本堂仏具の補修や塗り替え、屋根の補修や葺(ふ)き替え等が行われ、さらなる寺運興隆が図られた。
 そしてこのたびの慶事に当たり、法華講員一同の御供養により、御宝前の羅網・水引一式・憧幡(どうばん)一対の新調、本堂絨毯(じゅうたん)の張り替え等が行われ、同日の法要を迎えたものである。
 この法要には、土居崎日裕東京第二布教区宗務支院長、舟橋日謙副宗務支院長、山崎慈昭大石寺理事をはじめ布教区内外の僧侶が出席。また、同寺の信徒が参列した。
 法要は、野村住職の導師により献膳、読経、唱題と如法に奉修された。
 引き続き式の部に移り、成川勇次郎総代から御供養目録が奉呈され、これに対して野村住職から受書が授与された。
 次に、北島和良総代から経過報告、土居崎支院長から祝辞が述べられた。
 続いて、秋元日高庶務部長からの祝電が司会によって披露された。
 最後に、野村住職から参列の各位に対して丁重な謝辞と今後の決意が披瀝された。
 小憩ののち、東京都杉並区の仏乗寺住職・笠原建道師により布教講演が行われた。
 このあと本堂において記念撮影が行われ、法要の一切は滞りなく終了した。