ほん しゅう じ
本 修 寺
  
大日蓮より抜粋 
 
 創立30周年記念本堂増改築落慶法要
 令和七年三月二日午後一時から、東京都足立区の本修寺(園田司道住職)において、同寺の創立三十周年記念本堂増改築落慶法要が厳粛かつ盛大に奉修された。
 同寺の建立は、平成四年十一月、同区内の実修寺が日蓮正宗から離脱し、所属法華講員が帰命依止の道場を失うという苦境に立たされたことに起因する。
 これを憂慮された総本山第六十七世日顕上人の御慈悲により、平成五年十二月二十八日、現在地に日蓮正宗足立事務所が開所され、事務所責任者として菅原信法師が就任した。
 平成六年十二月十六日には、足立事務所が「涌徳山本修寺」と寺号公称し、日顕上人の大導師のもと落慶入仏法要が奉修された。
 また、平成二十二年五月二十四日には本修寺開創十五周年記念法要ならびに庫裡新築落成法要が厳粛に奉修された。
 その後、平成二十五年十二月五日に第二代住職として園田師が就任し、組織内部の充実が図られ、講中活動が大きく発展していった。
 そのような状況下、参詣信徒の増加に伴う本堂の狭隘(きょうあい)により、本堂増改築工事の必要性が生じた。そこで本修寺建設委員会を発足し、創立二十周年の記念事業に向け、講員有志から御供養が募られてきた。
 そしてこのたびの慶事に当たり、本堂安置常住板御本尊の御荘厳直しならびに本堂増改築をはじめ、旧庫裡の解体、本堂の耐震補強、本堂・ロビー照明のLED化、御宝前整備、外構整備等が行われ、同日の法要を迎えたものである。
 この法要には、八木日照・阿部日明の各能化、新井契道布教部長、宮野審道教学部長、芳賀円道東京第一布教区宗務支院長をはじめ布教区内外の僧侶が出席。また、同寺の信徒が参列した。
 法要は、園田住職の導師により献膳、読経、唱題と如法に奉修された。
 引き続き式の部に移り、高橋博文講頭から御供養目録が奉呈され、これに対して園田住職から受書が授与された。
 また、園田住職から設計・施工業者等に対し感謝状の贈呈が執り行われたあと、高橋講頭から経過報告、芳賀支院長から祝辞が述べられた。
 最後に、園田住職から参列の各位に対して丁重な謝辞と今後の決意が披瀝された。
 こののち本堂において記念撮影が行われ、法要の一切は滞りなく終了した。