アメリカ合衆国
ロサンゼルス
妙 法 寺
創立10周年記念法要
 九月八日、フランスの信行寺(中野道賢住職)において、同寺の創立十周年記念法要が、御法主日如上人猊下の大導師のもと、厳粛かつ盛大に奉修された。
 同寺は、このたびの慶事を迎えるに当たり、御宝前の荘厳、外壁の塗装、正面玄関周りの改修、鉄扉の新調が行われ、同日の法要を迎えたものである。
 この法要には、漆畑行雄海外部長、小川只道大石寺理事が随行し、来賓として沖縄県那覇市の光明寺住職・川合道収師をはじめ有縁の僧侶が日本および欧州からも多数出席。また、フランス現地信徒をはじめとする欧州各地より、代表信徒が多数参列した。
 午後四時十五分、現地僧俗がお待ち申し上げるなか、前日のガーナ法華寺御親修に引き続き、御法主上人には御機嫌うるわしく信行寺に御到着。花束の贈呈が行われたのち、僧侶、代表信徒、寺族の順に親しくお目通りを賜った。
 法要前には、本堂、第二会場のロビーとも参詣信徒で埋め尽くされた。
 法要は五時より開始され、御法主上人の大導師のもと、漆畑海外部長による献膳の儀、読経、唱題と如法に奉修された。
 こののち、御法主上人より甚深の御指南を賜った。
 引き続き式の部に移り、ヤニック・ドルメン法人役員より同日の慶事に至る経過が報告されたのに続いて、漆畑海外部長、ジェラール・ピュレック講頭よりそれぞれ祝辞が述べられた。
 最後に、中野住職より丁重な謝辞が述べられ、法要は滞りなく終了した。
 法要終了後、御法主上人には正面玄関横にて「山桜」のお手植えをなされた。
 そののち、本堂での記念撮影に臨まれ、七時半、僧俗一同がお見送り申し上げるなか、信行寺をあとにされた。