アメリカ合衆国
ロサンゼルス
妙 法 寺
 
 十月二十九日午前十時より、アメリカ合衆国ハワイの本誓寺(木村正嘉住職)において、同寺の創立五十周年記念法要が厳粛かつ盛大に奉修された。
 同寺は、昭和四十二年五月十三日、総本山第六十六世日達上人の大導師のもと、落慶入仏法要が奉修された。
 その後、昭和五十四年八月十八日に現在地に移転し、前御法主日顕上人猊下の御名代である早瀬日慈総監(観妙院日慈上人)の御導師のもと、移転新築落成法要が奉修され、平成七年一月一日には法華講本誓寺支部が結成された。
 そして、平成二十五年十月八日に第十一代住職として木村師が就任し、さらなる寺檀和合・寺運興隆が図られた。
 そしてこのたびの慶事に当たり、正面玄関・受付・廊下の床をタイルへ新調ならびに廊下の天井と壁の修繕、廊下の照明の新調、受付什器の新調、事務室と庫裡の改装、本堂エアコンの新設、本堂内外壁の修繕と窓の新調、集会場の窓の新調、本堂横ドアの取り替え、信徒用イスの新調、駐車場の階段に手すりを新設、本堂前庭の整備等が行われ、同日の法要を迎えたものである。
 この法要には、漆畑行雄海外部長、ロサンゼルス妙法寺住職の高野泰信アメリカNST(日蓮正宗寺院)プレジデント、長野県軽井沢町の妙照寺住職・木村道昭師をはじめ有縁の僧侶が出席。また、地元ハワイ・オアフ島を中心に多数の信徒が参列した。
 法要は、木村住職の導師により献膳、読経、唱題と如法に奉修された。
 引き続き式の部に移り、出席僧侶が紹介されたのち、ティール・クロス副講頭より経過報告、ステイシー・フェリシアーノ幹事、高野アメリカNSTプレジデント、漆畑海外部長よりそれぞれ祝辞が述べられた。
 最後に、木村住職より参列の各位に対して丁重な謝辞と今後の決意が披瀝された。
 引き続き、本堂で記念撮影が行われたのち、整備された庭に特設された会場において、女性グループと少年部によるフラダンスやコーラスが披露され、法要の一切は滞りなく終了した。