UK・イタリア
 
個 人 宅
 
 十月二十二日にUK(英国)総会、同二十三日にイタリア総会が開催され、これには、漆畑行雄海外部長、木村正嘉宗務院書記が出張した。さらに、イタリアには、担当のフランス信行寺住職・中野道賢師、UKには、担当のスペイン妙昌寺住職・阪部信展師がそれぞれ出席した。
 二十二日午後一時より、ロンドン市内にあるロンドン大学ガーデンホールにおいて、UK全土より多数の信徒が参集して、UK総会が開催された。
 総会は、法要の部、式の部、パフォーマンスの部の三部構成で行われた。
 法要の部では、会場に設けられた御宝前において、漆畑海外部長の導師により読経、唱題が行われ、併せて五名の御授戒と四体の御本尊下付が行われた。
 続いて、式の部では、初めにテッサ・トライアンフさんより開会宣言、司会より出席僧侶と各地域の信徒が紹介されたのち、UK信徒代表のグラバム・ヘミングウェイ氏より挨拶があった。
 引き続いて、マット・ジャクソン氏より登山の体験発表、ティム・クリュー氏より折伏の体験が発表されたのち、少年部代表七名と地域連絡員代表のアネット・ホワイトローさんより、それぞれ決意が発表された。
 次に、漆畑海外部長より指導があり、続いてUK担当の阪部師より謝辞が述べられた。

 その後、UK信徒副代表のユッシー・トゥルネン氏より閉会宣言があり、併せて少年部代表から僧侶へ記念品が贈呈された。
 最後に記念撮影が行われ、式の部が終了した。
 小憩ののち、少年部有志による歌が披露され、司会を務めたロビン・アントニー・グーディング氏の挨拶をもって午後四時に散会となった。
 そののち、八時にロンドンを出発し、現地時間の午後十一時、イタリア・フィレンツェに到着した。
 翌二十三日午後二時より、フィレンツェ市内にあるグランドホテル・メディテラネーオにおいて、イタリア全土から参集した多数の信徒と共にイタリア総会が開催された。
 総会は、UK総会同様、三部構成で行われた。

 法要の部では、会場に設けられた御宝前において、漆畑海外部長の導師により読経、唱題が行われ、併せて一名の御授戒が行われた。
 式の部では、カルロ・ジャコピーニ氏とカルメラ・カバージョさんの司会により進行され、初めにモンフェリーノ・ラファエラさんの開会宣言、司会より出席僧侶と各地域信徒が紹介されたのち、各地域信徒代表三名による共同宣言が行われ、共同宣言書が漆畑海外部長へ奉呈された。
 続いて、九歳のリダ・ラポリッタさん、ジュゼッペ・ジリアーニ氏、エンリコ・べッチ氏による体験発表、パオラ・ルッピさんより登山の体験発表、北部・中部・南部地域代表三名による決意発表があった。
 次に、漆畑海外部長より指導が行われたのち、イタリア担当の中野師より謝辞が述べられた。
 最後に、マルコ・ビアンコーニ氏の閉会宣言、記念撮影をもって滞りなく式の部が終了した。
 小憩ののち、信徒有志によるダンスと歌、参加者全員での合唱が行われ、五時に総会は終了して散会した。

 二十四・二十五日の両日は、ローマとミラノにおいて家庭訪問が行われ、各会場には多数の信徒が参加し、漆畑海外部長の指導、質疑応答などが行われた。
一切の行程を終えた一行は、翌二十六日にイタリアを発ち、帰国の途に就いた。