みょう こう じ
妙 広 寺
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大日蓮より抜粋 
 
 落慶入仏法要
  八月十九日、千葉県松戸市において、御法主日如上人猊下の大導師のもと、本法山妙広寺落慶入仏法要が、厳粛かつ盛大に奉修された。
 これは、法華講総二坊支部の檀信徒のほとんどが東京近郊在住であることから、新たな堂宇の建立が望まれていたところ、平野道益師(前総本山塔中・総二坊住職)の発願により、建立された寺院である。
 平野師は、平成二十五年六月一日の総二坊支部結成以来、僧俗一致して折伏弘教に励むとともに、活動しやすい適地に新寺を建立すべく、支部内に菩提寺建立委員会を発足して、建立計画を詳細に検討してきた。
 そうしたなか、平成二十七年十二月に約三百坪の土地を購入し、昨年十月二十二日に起工式、本年五月十三日に上棟式が奉修された。
 そしてこのたび、念願であった新寺建立がかない、御法主上人の御指南のもと、総二坊支部より東京近郊の信徒が移籍して、同日の慶事を迎えたものである。
 この法要には、八木日照総監、秋元日高庶務部長、阿部信彰布教部長、水島公正教学部長、梅屋誠岳渉外部長、山崎慈昭大石寺理事、小林道剛大石寺理事補、志岐長道千葉布教区宗務支院長をはじめ布教区内外の僧侶が出席。また、星野浩一郎法華講連合会委員長・篠田泰夫同副委員長の各法華講大講頭、吉野達也大石寺総代、鈴木正一・平川壽一の各千葉地方部副地方部長をはじめ布教区内寺院の代表信徒など多数が参列した。
 午前十時前、僧俗一同がお待ちするなか、御法主上人が妙広寺に到着され、直ちに山号額、寺号額の除幕がなされた。
 控え室に入られた御法主上人は、小憩の間もなく、平野師に住職の辞令を授与され、続いて僧侶、法華講大講頭・大石寺総代、地方部役員・布教区内の各支部代表、妙広寺信徒代表、寺族、親族、来賓の順に、親しくお目通りを許された。
 法要は十時半前に開始され、御法主上人の大導師のもと、小林大石寺理事補による御本尊御開扉、秋元庶務部長による献膳の儀、読経と進められた。
 途中、「而説偈言」で磐(けい)が打たれ、御法主上人により 「慶讃文」が奉読されたのち、自我偈の読経、唱題と修された。
 続いて、御法主上人より甚深の御指南を賜った。
 引き続き式の部に移り、妙広寺信徒代表の丸山幸治郎氏より経過報告、八木総監より祝辞、志岐支院長より祝辞ならびに新住職の紹介、星野大講頭より祝辞が述べられた。
 次に、平野住職より施工業者に対して、感謝状と記念品が贈呈された。
 最後に、平野住職より御法主上人および参列の各位に対して丁重な謝辞と今後の決意が披瀝され、式の部は終了した。
 続いて、御法主上人の大導師のもと、客殿入仏法要が御本尊御開扉、読経、唱題と如法に奉修され、最後に平野住職より丁重な謝辞が述べられた。
 こののち、御法主上人は本堂における記念撮影に臨まれたあと、正面玄関横において、代表者と共に「高野槙」のお手植えをなされた。
 そして午後一時二十分過ぎ、僧俗一同がお見送りするなか、御法主上人は妙広寺をあとにされた。