けい しょう じ
啓 正 寺
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大日蓮より抜粋 
 
 災害復興新築落慶法要
一月二十三日、千葉県我孫子市の啓正寺(藤本値道住職)において、御法主日如上人猊下の大導師のもと、災害復興新築落慶法要が厳粛かつ盛大に奉修された。
 啓正寺は、昭和六十一年三月二十五日、前御法主日顕上人猊下の大導師のもと、落慶入仏法要が奉修され、初代住職として藤本師が就任した。
 以来、僧俗一致して寺檀和合・寺運興隆が図られてきたが、平成二十三年三月十一日に起きた東日本大震災により、同寺は建物全体が大きく傾くなど、甚大な被害に見舞われた。
 これを受け、宗務院の指導のもと、藤本住職を中心に関係者によって種々の検討がなされた結果、新築することとなった。
 新築に当たっては、液状化した敷地の改良のために三百五十二本の砂利杭を打ち込み、これによって液状化による地盤傾斜を防止する万全の対策が施された。
 そして、宗務院からは義援金が下賜され、さらに有縁の僧俗からの御供養によって、このたびの新築落慶法要を迎えるに至った。
 
  この法要には、八木日照総監、藤本日潤重役、光久日康能化、阿部信彰布教部長、斎藤栄順庶務部長、舟橋義量千葉布教区副宗務支院長をはじめ布教区内外の僧侶が出席。また、法華講連合会委員長の永井藤蔵法華講大講頭、篠田泰夫壮年部長、田中隆司千葉地方部長をはじめ啓正寺信徒ならびに布教区内寺院の代表信徒多数が参列した。
 午前十時、僧俗一同がお待ち申し上げるなか、御法主上人が啓正寺に到着あそばされると、小憩の間もなく、住職、出席僧侶、大講頭・法華講連合会役員、地方部役員・各支部講頭、啓正寺信徒代表、寺族、親族の順に、親しくお目通りを許された。
 
  午前十時、僧俗一同がお待ち申し上げるなか、御法主上人が啓正寺に到着あそばされると、小憩の間もなく、住職、出席僧侶、大講頭・法華講連合会役員、地方部役員・各支部講頭、啓正寺信徒代表、寺族、親族の順に、親しくお目通りを許された。
 法要は十一時前に開始され、御法主上人の大導師のもと、藤本住職による御本尊御開扉、八木総監による献膳、読経、焼香、唱題と如法に進められた。
や」(同n末行)までの御文について、一時間にわたり甚深の御説法をあそばされた。
 御説法終了後、御法主上人は本堂玄関脇において、代表者と共に「柘植(つげ)」のお手植えをなされた。
 そののち、本堂において記念撮影に臨まれ、三時十分、僧俗一同がお見送り申し上げるなか、啓正寺をあとにされた。