ほん こう じ
本 廣 寺
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大日蓮より抜粋 
 
 創立五百五十周年記念法要
 二月二十八日、静岡県沼津市の本広寺(本間義乗住職)において、同寺の創立五百五十周年記念法要が厳粛かつ盛大に奉修された。
 同寺は、文正元(一四六六)年六月八日、総本山第九世日有上人によって建立された、由緒ある寺院である。
 また、近年においては第五十八世日柱上人、第六十一世日隆上人、第六十三世日満上人、第六十四世日昇上人が同寺住職を経て、総本山の御法主上人として登座されている。
 享保年間には本堂の再建と客殿が建立された記録があり、その後もたび重なる風水害を乗り越え、明治三十七(一九〇四)年十一月六日には、現在の本堂が完成した。−
 その後、昭和五十四年九月二十九日には、前御法主日顕上人猊下の大導師のもと、本堂修復ならびに庫裡新築落慶法要が奉修された。
 また、近年のたび重なる大地震によって本堂が傷み、平成二十五年六月十六日に本堂修復工事完成法要が奉修された。
 そしてこのたびの慶事に当たり、寺号石碑の新設等がなされ、同日の法要を迎えたものである。
 この法要には、関戸慈誠静岡東布教区宗務支院長をはじめ布教区内外の僧侶が出席。また、信徒多数が参列した。
 午前九時半、法要に先立ち、山門前に新設された寺号石碑の除幕と代表僧俗による記念撮影が行われた。
 十時半、厳かに法要の部が開始され、唱題のなか、長持(ながもち)より取り出された御歴代上人御書写の御本尊が、読み上げに従い奉掲されたのち、本間住職の導師により献膳、読経、御本尊奉収、唱題と如法に奉修された。
 引き続き式の部に移り、片岡重信総代より経過報告があったのち、関戸支院長より祝辞、竹口米作総代より挨拶が述べられた。
 最後に、本間住職より参列の各位に対して丁重な謝辞と今後の決意が披瀝された。
 このあと、御本尊頂戴の儀が行われ、再度、信徒入堂ののち、同県伊東市の竜眼寺住職・阿部信秀師により布教講演が行われた。
 こののち本堂正面向拝(ごはい)において記念撮影が行われ、法要の一切は滞りなく終了した。