ほう  じゅう  じ
法 住 寺
  
大日蓮より抜粋 
 
 創立50周年記念法要
 令和五年五月二十八日午後一時から、大阪市東住吉区の法住寺(近山信橙住職)において、同寺の創立五十周年記念法要が厳粛かつ盛大に奉修された。
 同寺は、昭和四十八年十二月二十一日、総本山第六十六世日達上人の大導師のもと、落慶入仏法要が奉修され、初代住職に漆畑行雄師(現静岡県富士宮市・本山妙蓮寺住職で海外部長の漆畑日実能化)が就任した。
 創建当初は、二百坪の境内に四十畳の本堂と二間の庫裡という規模であり、手狭であったことから、初代住職の発願により全面改築を行い、地上三階(一部四階)の鉄筋コンクリート造りとし、昭和五十九年七月四日に第六十七世日顕上人の大導師のもと、新築落慶法要が奉修された。
 その後、平成十四年十月二十九日に第二代住職として近山師が就任し、さらなる寺檀和合・寺運興隆が図られた。
 そしてこのたびの慶事に当たり、本堂安置御本尊の御荘厳直し、本堂・客殿の厨子(ずし)および仏具一式の塗り直し、本堂を絨毯(じゅうたん)に全面張り替え、椅子の新調、エレベーターの改修、玄関ロビー・三階フロアーおよび階段カーペットの全面張り替え等が行われ、同日の法要を迎えたものである。
 この法要には、漆畑海外部長、高橋慈豊大阪南布教区宗務支院長をはじめ布教区内外の僧侶が出席。また、同寺の信徒多数が参列した。
 法要は、近山住職の導師により御本尊御開扉、献膳、読経、唱題と如法に奉修された。
 引き続き式の部に移り、江口千恵総代から御供養目録が奉呈され、これに対して近山住職から受書が授与された。
 次に、松下覚弘講頭から経過報告があったのち、漆畑海外部長・高橋支院長からそれぞれ祝辞が述べられた。
 最後に、近山住職から参列の各位に対して丁重な謝辞と今後の決意が披瀝された。
 小憩ののち、北海道深川市の宝竜寺住職・矢野法慈師と、三重県津市の仏徳寺住職・近山信是師により布教講演が行われた。
 このあと本堂において記念撮影が行われ、法要の一切は滞りなく終了した。