じょう がん じ
浄 願 寺
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大日蓮より抜粋 
 
 創立30周年記念法要
 六月十六日午後一時より、鹿児島県阿久根市の浄願寺(郷退輝住職)において、同寺の創立三十周年記念法要が厳粛かつ盛大に奉修された。
 同寺は、自称正信会問題によって北薩方面の信徒が地元の寺院に参詣できなくなったことにより、周辺信徒の依所とすべく、土地を当時の同県薩摩川内市の仏命寺住職・児玉公演師(現佐賀県唐津市・了源院主管)が、建物を当時の同県鹿児島市の西大宣寺住職・芦原法雲師が寄進し、昭和五十八年六月十六日、前御法主日顕上人猊下の大導師のもと落慶入仏法要が奉修され、初代住職に原規道師が就任した。
 その後、昭和六十三年に本堂控室と庫裡の増築がなされた。
 さらに、平成四年七月二十八日に、第二代住職として郷師が就任して以来、御宝前の荘厳や堂宇内外と境内地の整備がなされてきた。
 そして、このたびの創立三十周年の慶事を迎えるに当たり、法華講員の真心からの御供養によって、二年前より隣接地を購入して駐車場として整備、本堂飾り柱の取り付け等、また本年は本堂・庫裡の屋根の塗装替え、本堂障子の新調などがなされ、同日の法要を迎えたものである。
 この法要には、同県枕崎市の慈海寺住職・中本代道師をはじめ布教区内外の僧侶が出席。また、日高重光南九州地方部長をはじめ信徒多数が参列した。
 法要は、郷住職の導師により献膳、読経、唱題と如法に奉修された。
 引き続き式の部に移り、田中親男総代より経過報告、日高地方部長、児玉師より祝辞が述べられたのち、岩切護道南九州布教区宗務支院長等から届いた祝電が披露された。
 最後に、郷住職より参列の各位に対して丁重な謝辞と今後の決意が披瀝された。
 小憩ののち、総本山塔中・妙住坊住職の田畑道権師により「命限りあり惜しむべからず」と題して布教講演が行われた。
 このあと本堂において記念撮影が行われ、法要の一切は滞りなく終了した。