ねい らく じ
寧 楽 寺
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大日蓮より抜粋 
 
 創立50周年記念法要
 十一月二十五日午後一時より、奈良県奈良市の寧楽寺(渡辺雄布住職)において、同寺の創立五十周年記念法要が厳粛かつ盛大に奉修された。
 同寺は、大正二(一九一三)年五月九日、京都・住本寺住職の秋山真教師が、奈良市東笹鋒町の民家を借り受けて、奈良教会所として設立したのが始まりである。
 その後、数回の移転を余儀なくされ、さらに戦争等の度重なる困難に遭い、疲弊した時期もあった。
 しかし、同市西大寺町の現在地に移転して寺号公称し、昭和三十七年十月十七日、総本山第六十六世日達上人の大導師のもと落慶入仏法要が奉修され、初代住職として金沢法頂師が就任した。
 平成十六年六月七日の金沢師逝去に伴い、同年七月六日に第二代住職として渡辺師が就任した。
 平成十九年十一月二十五日には、創立四十五周年を記念して、境内地に三師塔を建立するなど、種々の整備がなされた。
 そして、このたびの五十周年の慶事を迎えるに当たり、御宝前の荘厳、本堂の格天井化工事、御宝前仏具の塗り替え、本堂内壁の塗り替え、耐震補強工事、軒下・雨樋の補修、音響機器の新調、LED照明化等がなされ、同日の法要を迎えたものである。
 この法要には、光久日康能化、佐藤広明南近畿布教区宗務支院長をはじめ布教区内外の僧侶が出席。また、浜田尚之南近畿地方部長、斉藤忠男総代、山辺謙一講頭をはじめ信徒多数が参列した。
 法要は、渡辺住職の導師により献膳、読経、唱題と如法に奉修された。
 引き続き式の部に移り、斉藤総代より御供養目録の奉呈が行われたのち、渡辺住職から受書が授与された。
 こののち、山辺講頭より経過報告、光久能化、佐藤支院長、大阪府門真市の教信寺住職・青田創道師、浜田地方部長より祝辞が述べられたのち、寄せられたメッセージが披露された。
 最後に、渡辺住職より参列の各位に対して丁重な謝辞と今後の決意が披瀝された。
 小憩ののち、長野県大町市の常楽寺住職・池田雄源師により布教講演が行われた。
 このあと本堂において記念撮影が行われ、法要の一切は滞りなく終了した。