ほう  うん  じ
法 雲 寺
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大日蓮より抜粋 
 
 創立50周年記念法要
 七月二十一日午後一時より、奈良県平群町の法雲寺(高崎秀善住職)において、同寺の創立五十周年記念法要が厳粛かつ盛大に奉修された。
 同寺は、当時の大阪市都島区・浄妙寺住職であった石川秀頴師が、同寺の土地約二万坪を購入して寺院を建立寄進したもので、昭和三十八年九月十三日に、総本山第六十六世日達上人の大導師のもと落慶入仏法要が奉修され、石川師が初代住職として就任した。
 その後、昭和五十三年十二月五日には、創立十五周年を期に本堂屋根の銅板葺き替えがなされ、日達上人の御親修を賜った。
 また、昭和五十七年五月十五日には、創立二十周年を記念して、本堂の荘厳ならびに山門の建立、境内地の石垣等の整備がなされ、寺院の発展拡充が図られた。
 さらに、翌昭和五十八年三月二十五日、石川師の隠居に伴い、高崎師が第二代住職に就任し、入院式ならびに三師塔開眼法要が執り行われた。
 そして、創立五十周年の慶事を迎えるに当たり、平成十九年に雨漏りや地震対策のために本堂屋根の銅板葺き替えおよび耐震工事が繰り上げて行われたのに続いて、このたび御宝前の荘厳、仏具・寺号額の新調、本堂の畳替え等がなされ、同日の法要を迎えたものである。
 この法要には、佐藤広明南近畿布教区宗務支院長をはじめ布教区内の僧侶が出席。また、浜田尚之南近畿地方部長をはじめ信徒多数が参列した。
 法要は、高崎住職の導師により献膳、読経、唱題と如法に奉修された。
 引き続き式の部に移り、志野清経総代より御供養目録が奉呈されたのち、高崎住職から受書が授与された。
 こののち、武田三枝子副講頭より経過報告、佐藤支院長、吉田秀明講頭より祝辞が述べられた。
 最後に、高崎住職より参列の各位に対して丁重な謝辞と今後の決意が披瀝された。
 小憩ののち、南近畿布教区副宗務支院長で、同県宇陀市の見仏寺住職・小笠原来道師により「広布の人材」と題して布教講演が行われた。
 このあと本堂において記念撮影が行われ、法要の一切は滞りなく終了した。