ぶっ かく じ
仏 覚 寺
  
大日蓮より抜粋 
 創立四十周年記念法凄ならびに三師塔建立開眼法要
 令和四年十一月二十七日午後一時から、奈良県橿原市の仏覚寺(尾身赴道住職・南近畿布教区宗務支院長)において、同寺の創立四十周年記念法要ならびに三師塔建立開眼法要が厳粛かつ盛大に奉修された。

 同寺は、昭和五十六年九月十二日、総本山第六十七世日顕上人の大導師のもと、落慶入仏法要が奉修され、初代住職として合原歓道師(現東京都北区・妙証寺住職)が就任した。
 創建当初は、約三百坪の境内と四十畳の本堂、庫裡二間という規模であったが、初代住職の発願により、山門の新築、駐車場用地として隣接地五百五十坪の取得、納骨堂の新築、さらに本堂・庫裡の増改築をはじめとする寺域の整備等がなされ、平成二十三年十一月二十三日には創立三十周年を記念して、仏覚寺会館が建立された。
 そして、平成二十四年八月二十二日に第二代住職として尾身師が就任した。
 以来、尾身住職の指導のもと、さらなる寺檀和合・寺運興隆が図られるなか、平成二十八年には創立三十五周年の記念事業として、信徒用トイレの全面改修等が行われた。
 そしてこのたびの慶事に当たり、法華講員一同の特別御供養により、宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年記念常住御本尊の御下付をはじめ、本堂安置御本尊の御荘厳直し、三師塔建立がなされたほか、御宝前および本堂外陣の全面改修、本堂照明のLED化、本堂の音響器具の新調、納骨堂外壁ならびに屋根の改修と塗装、控え室の畳替えと障子・襖の張り替え、応接間の改修と境内外壁の改修、山門提灯掛けの設置等が行われ、同日の法要を迎えたものである。
 この法要には、高野道督南近畿布教区副宗務支院長をはじめ布教区内外の僧侶が出席。また、荒井喜明南近畿地方部長をはじめ同寺の信徒が参列した。
 法要は、尾身住職の導師により記念常住御本尊の奉掲、献膳、読経、唱題と如法に奉修された。
 引き続き式の部に移り、大塚繁総代から御供養目録が奉呈され、これに対して尾身住職から受書が授与された。
 次に、園重誠講頭から経過報告、高野副支院長、東京都国分寺市の大宣寺住職・細井玉道師、大塚総代からそれぞれ祝辞が述べられた。
 最後に、尾身住職から参列の各位に対して丁重な謝辞と今後の決意が披瀝された。
 そして三師塔前に移動し、尾身住職の導師により三師塔建立開眼法要が奉修されたのち、代表者によって記念植樹が行われた。
 小憩ののち、井尻執道海外部副部長により布教講演がなされた。
 このあと本堂において記念撮影が行われ、法要の一切は滞りなく終了した。