ほう じょう じ
法 乗 寺
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大日蓮より抜粋 
  
 創立30周年記念法要
 十一月十八日午後一時より、滋賀県大津市の法乗寺(西岡雄恩住職)において、同寺の創立三十周年記念法要ならびに法華講創立二十周年記念法要が厳粛かつ盛大に奉修された。
 同寺は、自称正信会僧侶の寺院不法占拠により、昭和五十六年七月二十日、地域信徒のために大石寺大津出張所法乗院として建立された。
 そして、昭和五十七年十一月十七日、前御法主日顕上人猊下の大導師のもと、移転新築寺号公称落慶入仏法要が奉修された。

 ところが、平成五年一月七日、当時の住職が不法な手続きのもとに日蓮正宗から離脱を表明し、同寺に幡据(ばんきょ)していたため、同六年六月八日に、同市坂本の地に法乗寺事務所が開設され、西岡師が住職として就任した。
 そして、寺檀和合して折伏弘教に励む一方、一日も早く法乗寺を奪還すべく大津地裁に提訴し、地裁、高裁と勝訴し、平成十二年九月十二日の最高裁の決定により、法乗寺の明け渡しが確定し、十一月十日に第二代住職入院式ならびに奪還奉告法要が奉修された。
 平成十四年十一月二十三日には、お厨子の金箔の張り替え、御宝前のクロスの張り替えなどが行われ、創立二十周年記念法要が奉修された。
 そして、このたびの創立三十周年の慶事を迎えるに当たり、お厨子の塗り替えと金箔の張り替え、須弥壇の天井を格天井に改修、御宝前側面壁のクロスの張り替え、金蓮華の金箔張り替え、本堂大屋根の補修と庇(ひさし)周囲の瓦の葺き替え、庫裡の瓦の全面葺き替え、本堂・控え室・庫裡の畳の表替えならびに襖(ふすま)と障子の張り替え、駐車場の整備と駐車場薮側の擁壁工事とアスファルト舗装が行われ、同日の法要を迎えたものである。
 この法要には、宗像高道北近畿布教区宗務支院長をはじめ布教区内外の僧侶が出席。また、山下義男北近畿地方部長をはじめ信徒多数が参列した。
 法要は、西岡住職の導師により献膳、読経、唱題と如法に奉修された。
 引き続き式の部に移り、川崎透総代より経過報告、岡山市北区の妙霑寺住職・菅原信了師、宗像支院長より祝辞が述べられた。
 最後に、西岡住職より参列の各位に対して丁重な謝辞と、平成二十七年・三十三年の御命題達成に向けての決意が披瀝された。
 小憩ののち、全国布教師で福岡県大牟田市の法恵寺住職・秋山堅栄師により布教講演が行われた。
 このあと本堂において記念撮影が行われ、法要の一切は滞りなく終了した。