ち どう じ
知 道 寺
 
 
創立50周年記念法要 
 十一月二十三日午後一時より、北海道岩見沢市の知道寺(槙村雄志住職)において、同寺の創立五十周年記念法要が厳粛かつ盛大に奉修された。
 同寺は、昭和三十六年十二月九日、総本山第六十六世日達上人の大導師のもと落慶入仏法要が奉修され、初代住職に間野広盈師が就任した。
 そして、昭和四十三年十月三十一日には庫裡の増改築、同四十七年七月十二日には納骨堂新築、同五十二年七月十二日には創立十五周年を記念して本堂の増改築、同五十五年十月五日には法華講知道寺支部を結成、同五十六年七月十九日には創立二十周年を記念して前御法主日顕上人猊下の大導師を賜り三師塔開眼法要を奉修するなど、同寺の興隆に尽力してきた。
 その後、平成六年五月十九日、第二代住職として七森信泰師(現宮崎県宮崎市・専唱寺住職)が就任し、同七年七月三日には第三代住職として槙村師が就任し、さらなる寺檀和合、寺運興隆が図られてきた。
 そして、このたびの五十周年の慶事を迎えるに当たり、本堂・庫裡・納骨堂の屋根の補修・塗装、三師塔基礎の補修、塀の補修・陣笠取りつけ、玄関アスファルトの補修・タイル張り替えなどが行われた。さらに法華講員一同からは、本堂畳の表替え、玄関幕の新調、ロビーのカーペットの張り替え、ロビーの壁マグネット掲示板、本堂用掛け時計、本堂いす収納箱、いす用焼香台などの真心の御供養がなされ、同日の法要を迎えたものである。
 この法要には、長倉教明財務部長、藤原広行北海道第一布教区宗務支院長をはじめ布教区内外の僧侶が出席。また、久保紀通総代をはじめ信徒多数が参列した。
 法要は、槙村住職の導師により献膳、読経、唱題と如法に奉修された。
 引き続き式の部に移り、久保総代より特別御供養の目録が奉呈されたのち、槙村住職より受書が授与された。
 そののち工藤茂樹講頭より経過報告、藤原支院長より祝辞が述べられた。
 次に、祝電が披露されたのち、槙村住職より参列の各位に対して丁重な謝辞と今後の決意が披瀝された。
 小憩ののち、総本山大坊内の大野雄允師により「『立正安国論』を拝し、折伏の実践で御命題を達成しょう」と題して布教講演が行われた。
 こののち本堂において記念撮影が行われ、法要の一切は滞りなく終了した。