ほう せん  じ
法 船 寺
  
大日蓮より抜粋 
 
 創立百周年記念法要
 令和四年十二月十八日の午前十時と午後一時から、福島県いわき市の法船寺(殿原正充住職)において、同寺の創立百周年記念法要が厳粛かつ盛大に奉修された。
 同寺は、同市黒須野の妙法寺第二十七代住職・覚成坊日源師が、小名浜方面を折伏・弘教したのが起因となり、大正十(一九二一)年十月十六日、妙法寺第三十二代住職・法順坊日勉師の時に、馬目伊勢松氏が土地を寄進し、綱取の地に磐城教会として建立され、総本山第五十七世日正上人を開基として、当時、大学頭であった土屋日柱能化(のちの第五十八世日柱上人)の導師によって開所された。
 開所後は、妙法寺住職が兼務主管として管理していたが、昭和四十九年六月一日に木村厳道師が主管に任じられ、同年八月八日、第六十六世日達上人から「磐城山法船寺」と山号・寺号を賜り、初代住職として木村師が就任した。
 その後、建物の老朽化により、昭和六十三年十一月二十六日に現在地に移転新築し、第六十七世日顕上人の大導師のもと、移転新築落慶入仏法要が奉修された。また、平成十六年十二月二十三日には寺号公称三十周年を記念して、三師塔が建立された。
 そして、平成二十三年三月十一日に発生した東日本大震災により同寺は被災したが、同二十八年十一月には復興がなされ、翌二十九年七月十七日、同寺の東日本大震災復興記念法要が奉修された。
 令和二年九月三十日、木村師の逝去に伴い、同年十月三十日には第二代住職として殿原師が就任し、さらなる寺檀和合・寺運興隆が図られた。
 そしてこのたびの慶事に当たり、記念常住御本尊の御下付をはじめ、本堂照明のLED化、御宝前の雪洞(ぼんぼり)と玄関幕の新調が行われ、同日の法要を迎えたものである。 二回に分けて奉修された法要では、三密(密閉・密集・密接)を避けるなどの新型コロナウイルス感染防止対策が講じられるなか、午前十時からの法要には、高木栄顕福島布教区宗務支院長をはじめ布教区内外の僧侶が出席。また、同寺の信徒が参列した。
 午後一時からの法要には、関快道大石寺執事、高木支院長をはじめ布教区内外の僧侶が出席。また、菅野晋福島地方部長をはじめ同寺の信徒が参列した。
 このうち、午後一時から奉修された法要では、法要に先立ち、法船寺支部鼓笛隊等により「唱えてゆこう妙法を」の演奏が披露された。
 法要は、殿原住職の導師により献膳、読経、唱題と如法に奉修された。
 引き続き式の部に移り、村上清十郎総代から御供養目録が奉呈され、これに対して殿原住職から受書が授与された。
 次に、本多洋八総代から経過報告、高木支院長、山形県山形市の正命寺住職・渡邉哲照師、菅野地方部長からそれぞれ祝辞が述べられた。
 最後に、殿原住職から参列の各位に対して丁重な謝辞と今後の決意が披瀝された。
 このあと本堂において記念撮影が行われ、法要の一切は滞りなく終了した。