ふ へん じ
普 遍 寺
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大日蓮より抜粋 
 
 創立六十周年記念法要ならびに御宝蔵新築落成法要
 令和三年十二月十九日の午前十時と午後一時から、福岡県飯塚市の普遍寺(近藤謙導住職・福岡東布教区宗務支院長)において、同寺の創立六十周年記念法要ならびに御宝蔵新築落成法要が厳粛かつ盛大に奉修された。
 同寺は、同市片島 現在の新立岩)の地に、筑豊地方信徒の道場として建立され、昭和三十六年九月十九日、総本山第六十六世日達上人の大導師のもと、落慶入仏法要が奉修された。
 以来、信徒の増加により手狭となった本堂を昭和四十一年に増築したほか、翌四十二年七月には納骨堂の新築と庫裡が増築された。また、同五十一年十一月には広大な墓園を新設するなど、歴代住職と信徒によって同寺の発展・拡充が図られてきた。
 その後、昭和六十一年十二月に現在地に移転し、同六十三年十二月には山門が、平成七年八月には信徒会館が新築された。
 平成八年一月三十日に第三代住職として近藤師が就任すると、同十二年に百七十九坪、同二十四年には二百二十八坪の隣接地を購入して駐車場とし、前年の同二十三年七月には手水舎(てみずしゃ)が新設された。また、同二十八年九月には中門の新築などがなされ、今日に至っている。
 そしてこのたびの慶事に当たり、御宝蔵の新築ならびに既存の建物の二階部分を信徒集会所に改修したほか、本堂空調設備の新設、外壁の塗装直し、駐車場の舗装直し等が行われた。さらに法華講員一同の御供養により、本堂および控え室の畳の表替え、参詣者用椅子の購入がなされ、同日の法要を迎えたものである。
 二回に分けて奉修された法要では、三密を避けるなどの新型コロナウイルス感染防止対策が講じられるなか、午前十時からの法要には、同寺の信徒のみが参列した。
 午後一時からの法要には、田中導正庶務部副部長、高木栄正福岡東布教区副宗務支院長をはじめ布教区内外の僧侶が出席。また、同寺総代の安藤泰福岡東地方部長はじめ地方部役員と同寺の信徒が参列した。
 このうち、午後一時から奉修された法要では、近藤住職の導師により献膳、読経、唱題と如法に奉修された。
 引き続き式の部に移り、佐藤美智子副講頭から御供養目録が奉呈され、これに対して近藤住職から受書が授与された。
 次に、安藤総代から経過報告、高木副支院長から祝辞が述べられた。
 最後に、近藤住職から参列の各位に対して丁重な謝辞と今後の決意が披瀝された。
 小憩ののち、同県大牟田市の法恵寺住職・近藤恒道師により布教講演が行われた。
 このあと本堂において記念撮影が行われ、法要の一切は滞りなく終了した。