とう  ぜん  じ
東 漸 寺
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大日蓮より抜粋 
 
 創立四十周年記念法要
 八月二十六日午前十時半より、青森県五所川原市の東漸寺(三宅信普住職)において、同寺の創立四十周年記念法 要が厳粛かつ盛大に奉修された。
同寺は、昭和五十二年九月十九日、総本山第六十六世日達上人の大導師のもと、落慶入仏法要が奉修され、初代住職として高野泰信師(現アメリカ・ロサンゼルス妙法寺住職)が就任した。
 昭和五十七年六月十七日に第二代住職が就任したが、平成四年十一月十日に違法な手続きのもと日蓮正宗から離脱を謀り、同寺に蜂据(ばんきょ)したため、同寺所属の法華講員は、前御法主日顕上人猊下の御慈悲により、同県黒石市・具道寺の預かり信徒となった。
 その後、平成五年六月十八日、五所川原市内に東漸寺事務所が開設され、山本道山師(現福島県福島市・広布寺副住職)が同寺住職に就任した。
 そして、約九年にわたる同寺の明け渡し裁判ののち、平成十三年十一月二十七日、最高裁判所の判決により寺院建物が明け渡され、翌十四年一月三十日、同寺の復帰奉告法要ならびに第三代住職・山本師の入院式が行われた。
 さらに、平成十八年六月二十九日に第四代住職として萩原正望師(現総本山大坊内) が、同二十年六月十二日に第五代住職として三宅師が就任した。
 以来、三宅住職の指導のもと、さらなる寺檀和合・寺運興隆が図られた。
 そしてこのたびの慶事に当たり、法華講員一同の御供養により、本堂エアコンの設置、本堂・ロビー・受付・廊下の改修、太鼓の張り替え、ロビー用ストーブの購入、駐車場の整備等が行われ、同日の法要を迎えたものである。
 この法要には、沼田凡道青森布教区宗務支院長をはじめ布教区内外の僧侶が出席。また、塩谷逸平青森地方部長をはじめ信徒多数が参列した。
 法要は、三宅住職の導師により献膳、読経、唱題と如法に奉修された。
 引き続き式の部に移り、須郷法夫総代より御供養目録が奉呈され、これに対して三宅住職より受書が授与された。
 こののち、成田亨総代より経過報告、沼田支院長、萩原師、成田貞夫総代よりそれぞれ祝辞が述べられた。
 次に、三宅住職より参列の各位に対して丁重な謝辞と決意が披瀝された。
 最後に、ボンボン隊の踊りとともに、全員で「唱えてゆこう妙法を」を合唱した。
 引き続き、総本山大坊内の三宅正倫師により布教講演が行われた。
 このあと本堂において記念撮影が行われ、法要の一切は滞りなく終了した。