ほう てん いん
法 典 院
 
大日蓮より抜粋 
 
 創立35周年記念並びに支部結成15周年記念法要
 平成二十九年五月三日午後一時より、青森県弘前市の法典院(園田雄豊主管)において、同院の創立三十五周年ならびに法華講支部結成十五周年記念法要が厳粛かつ盛大に奉修された。
 同院は、自称正信会問題によって寺院参詣がかなわなくなった信徒のために、前御法主日顕上人祝下の御慈悲により、現在の地に大石寺弘前出張所法典院として、昭和五十七年六月二十二日、前御法主上人の御名代である長倉教明(現慧真院日延能化)財務部長の御導師のもと、開所式が奉修され、担任教師として高野泰信師(現アメリカ・ロサンゼルス・妙法寺住職)が就任した。
 そして、昭和五十七年十月一日に教会となり、高野師が初代主管に就任した。
 しかしながら、昭和六十一年六月十八日に第二代主管として就任した者が、平成四年十一月十日に違法な手続きのもと日蓮正宗から離脱を謀り、同院に播据したため、同院所属の法華講員は、前御法主上人の御慈悲により、同県黒石市・具道寺の預かり信徒となった。
 その後、八年十一カ月にわたる同院 の明け渡し裁判ののち、平成十三年九 月十三日、最高裁判所の判決により寺 院建物が明け渡され、同年十二月七日 には復帰奉告法要が奉修された。
 そして、平成十四年一月十三日に法華講法典院支部が結成され、同二十六年六月十日には第五代主管として園田師が就任した。
 以来、園田主管の指導のもと、さらなる寺檀和合・寺運興隆が図られた。
 そしてこのたびの慶事に当たり、法華講員有志の御供養により、本堂・控え室・庫裡の畳替え、控え室・庫裡の襖(ふすま)とクロスの張り替え、仏具およびお霊具膳一式の塗り直し、境内地竹垣の新調等が行われ、同日の法要を迎えたものである。
 この法要には、沼田凡道青森布教区宗務支院長をはじめ布教区内外の僧侶が出席。また、塩谷逸平青森地方部長をはじめ信徒多数が参列した。
 法要は、園田主管の導師により献膳、読経、唱題と如法に奉修された。

 引き続き式の部に移り、相馬一寛副講頭より経過報告、沼田支院長、塩谷地方部長、樋口雅史総代よりそれぞれ祝辞が述べられたのち、祝電が披露された。

 次に、園田主管より参列の各位に対 して丁重な謝辞と今後の決意が披漉さ れたのち、全員で「広布に生きる」を 合唱した。
  このあと本堂において記念撮影が行 われ、法要の一切は滞りなく終了した。