ほう  へん  じ
法 遍 寺
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大日蓮より抜粋 
 
 十一月十七日午後二時より、愛知県尾張旭市の法遍寺(近藤道正住職)において、同寺の創立三十周年ならびに寺号公称五周年記念法要が厳粛かつ盛大に奉修された。
 同寺は、自称正信会問題によって、同県瀬戸市にある天晴寺が不法占拠されたため、瀬戸市・尾張旭市方面の信徒の参詣がかなわなくなり、地域信徒ならびに天晴寺法華講員の依所とすべく、昭和五十七年六月十八日、前御法主日顕上人猊下の御慈悲により、大石寺尾張旭出張所法遍院として開所され担任教師として秋山堅栄師(現福岡県大牟田市・法恵寺住職)が就任した。
 昭和五十七年十月一日には日蓮正宗教会に昇格し、以後、歴代の主管により寺域の拡張・整備が進められ、平成十七年七月二十八日に近藤師が赴任すると、僧俗一致の協議のもと、具体的に本堂・庫裡全面新築の準備が開始された。
 平成二十年十二月二十三日、御法主日如上人猊下の大導師を賜り、本堂庫裡新築、寺号公称落慶入仏法要が盛大に奉修され、慧光山法遍寺として発足し、現在に至っている。
 そして、このたびの慶事を迎えるに当たり、常住御本尊ならびに導師御本尊の御下付を願い出、併せて本堂格天井工事、本堂ガラス格子戸設置、音響設備の増設、備品拡充等の記念事業が進められ、同日の法要を迎えたものである。
  この法要には、日比野慈祐愛知酉布教区宗務支院長をはじめ布教区内の僧侶が出席。また、法遍寺支部、天晴寺支部所属の法華講員多数が参列した。
 法要は、同日に執り行われた法遍寺の御会式に合わせて奉修され、近藤住職の導師により献膳、読経、『立正安国論』ならびに「申状」捧読、読経、唱題と如法に奉修された。
 引き続き式の部に移り、塚田忠利寺院建設委員長より近藤住職に御供養目録が奉呈され、近藤住職より受書が手渡された。
 続いて二宮登天晴寺総代より経過報告、日比野支院長より祝辞、吉岡喬法遍寺総代より挨拶が述べられた。
 最後に、近藤住職より参列の各位に対して丁重な謝辞と、平成二十七年・三十三年の御命題達成に向けての強い決意が披瀝された。
 御会式の布教講演が行われたあと、本堂において記念撮影が行われ、法要の一切は滞りなく終了した。