ほう  ふ  いん
法 布 院
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大日蓮より抜粋 
  
 御会式ならびに創立30周年記念法要
 十月二十日午後二時より、愛知県東海市の法布院(佐藤正俊主管)において、同院の御会式ならびに創立三十周年記念法要が厳粛かつ盛大に奉修された。
 同院は、自称正信全問題により、地域信徒が参詣できなくなったため、日蓮正宗教会法布院として建立され、昭和五十八年六月三十日、前御法主日顕上人猊下の御名代の太田慈晁宗会議長の御導師のもと、落慶入仏法要が厳粛に奉修された。
 ところが、平成四年十一月九日、当時の主管が不法な手続きのもとに日蓮正宗から離脱を表明し、同院を不法占拠していたため、平成七年七月十日同市荒尾町に法布院事務所が開設され第二代主管として舟橋雄雅師(現大阪府交野市・真興寺住職)が就任した。
 そして、寺檀和合して折伏弘教に励む一方、一日も早く法布院を奪還すべく名古屋地裁に提訴し、地裁、高裁と勝訴して、平成十二年九月七日、最高裁から法布院を明け渡すよう命令された。これを受けて同年十一月二十二日、法布院第二代主管入院式ならびに奪還奉告法要が奉修された。
 そののち、平成十五年十月八日には第三代主管として須藤正伝師(現群馬県藤岡市・最勝寺住職)が就任、さらに同二十二年一月二十五日には佐藤師が第四代主管として就任した。
 そして、このたびの創立三十周年の慶事を迎えるに当たり、法華講員の真心からの御供養により、本堂安置紙幅御本尊の表装替え、御宝前のクロス張り替え、本堂玄関ならびに受付ロビーの補修、本堂窓の紫外線カット、外看板の新設などが行われ、同日の法要を迎えたものである。
 この法要には、三畝忍道愛知東布教区宗務支院長をはじめ布教区内外の僧侶が出席。また、阿知波辰男愛知東地方部長をはじめ信徒多数が参列した。
 法要は佐藤主管の導師により献膳、読経、『立正安国論』ならびに「申状」捧読と如法に奉修された。
 小憩ののち式の部に移り、真鍋勝政総代より経過報告、阿知波地方部長、三畝支院長より祝辞が述べられた。
 最後に、佐藤主管より参列の各位に対して丁重な謝辞と今後の決意が披瀝された。
 引き続き、同県西尾市の開源寺住職伊藤慈学師により布教講演が行われた。
 このあと本堂において記念撮影が行われ、法要の一切は滞りなく終了した。