仏見寺支部 平野由紀子さん
 妹 が ガ ン 克 服
                   御本尊様の功徳 素直に伝えて
 皆さん、こんにちは。今日は、功徳と折伏の体験をお話させていただきます。
 私は昭和六十一年に日蓮正宗に入信して、今年で二十五年目になりますが、折伏成就できましたのは、二十年前の妹一家五人だけでした。
 長年、話下手な私には、人に話をして入信に導くことはたいへんなことで、とても私にはできないと思っていました。
 父母亡き後、命日・お盆・お彼岸には、妹一家と一緒にお寺に参詣していましたので、妹一家には常々、入信の話をしていましたが、入信させるまで四年かかりました。身内を折伏するのもたいへんなのに、他人を折伏するのはとても無理だと思っていました。

妹がガン克服

 一昨年の秋に、支部第一本部の登山部の仕事を頼まれましたとき、これまで御本尊様よりいろいろな功徳を戴いていましたので、感謝の気持ちでその仕事をお引き受けしました。
 功徳と言いますのは、私の勤めていた会社が破綻して特別清算に入り、裁判所の管理下になりましたとき、定年まであと三年という私は人員整理の対象だったのでしょうが、上司から責任ある仕事を任されたお陰で、定年まで勤めることができました。
 また、妹がガンになりまして、早期ではないので手術後の生存率は六十五パーセントと医者に言われましたが、手術の前日に、お寺で当病平癒の御祈念をしていただきました。私が必死に唱題していましたとき、耳元に「心配はいらない、大丈夫だよ」との優しい声が聞こえてきました。嬉しかったです。そして、その通り妹はすっかりよくなりまして、あれから十年経ちますが、今も元気に働いています。

 御指南受けて決意

 昨年「広布前進の年」の三月に、春季総登山会と支部総登山があり、私も参加しました。春季総登山会では御法主日如上人猊下より、御講義で、
 「折伏は、いつも言うとおり本当に簡単です。簡単というのは、いわゆる易しいという意味であります。つまり言い出すということ自体は易しいのです。あとは勇気を持てばいいのです」(大白法 七八八号)
との御指南を賜りました。
 大聖人様は、
 「とてもかくても法華経を強ひて説き聞かすべし。信ぜん人は仏になるべし、謗ぜん者は毒鼓の縁となって仏になるべきなり」(御書一三一六n)
と仰せられています。機会があれば下種するという折伏行をしよう、「お寺へ行きませんか」と声をかけようと心に決めて、総本山から帰ってきました。
 私はスポーツクラブで水泳を習っていますが、その頃、一緒に習っていましたKさんが、椎間板ヘルニアで医師から手術が必要だけど完全によくなるかどうか判らないとも言われ、賭けみたいなものだから手術を迷っていて、もう水泳もできないのでスポーツクラブを今月いっぱいで止めてしまうとのことでした。

 思い切って声かける

 私は「御本尊様に御祈念すれば大丈夫なのに」と思い、思い切って「私は日蓮正宗のお寺へ行ってたくさん幸せを戴いています。あなたも行きませんか」と声をかけました。「お寺へ行って話を聞いてみたい」との返事でしたので、若山本部長ご夫妻にお寺へ来ていただき、一緒に日蓮正宗の信仰の話をしていただきました。
 そして昨年四月十七日に御授戒を受けることができました。入信したKさんは、亡くなられたご両親の追善供養とご自身の健康を願い、熱心に勤行していました。
 あれから一年経った今、手術をすることもなく快方に向かい、また水泳を始めています。手術をしないでヘルニアが完治した功徳に大きな喜びを感じて、健康でいられることの幸せに感謝しています。
 今年はKさんと一緒に総本山にご登山させていただく約束をしています。過去遠々劫の罪障消滅と、現当二世に亘る安穏な境界を得て、大きく自信を持って生き抜いていけますようにと、本門戒壇の大御本尊様に御祈念申し上げ、また、一人でも多くの人に正しい仏法を伝えていくことを共々にお誓いしてまいりたいと思っています。
 私は昨年の春、登山で御開扉を受け、御法主上人猊下の折伏に対する御指南を目の前で拝し、それを素直に実践させていただくことで、折伏を成就することができました。信心は、御法主上人猊下の御指南や御住職・藤原広行御尊師の御指導を素直にがんばることが、何よりも功徳を積めることだと実感しました。
 Kさんにとっては今年が初めての登山になります。総本山で本門戒壇の大御本尊様に御目通りすることで、なお一層、信心に確信を持てることと思います。そのことを考えますと、今から今年の支部総登山が楽しみです。

 お隣さんが勧誡受ける

 Kさんの折伏が成就してから一カ月ほど後、私の家のお隣さんで、母の友人としてかねてより親しくしていたTさんと、信仰についてお話する機会がありました。
 Tさんは、ずいぶん前に創価学会を脱会し、その後はどこのお寺にも所属していないとのことでしたので、「お寺へ行きませんか」と声をかけました。
 満九十四歳になるTさんは、「今まで元気でいられるのは御本尊様のお陰、御本尊様の功徳を感じている」とのことでしたので、「それではぜひ、お寺へ行って、御本尊様の前で感謝の唱題をしましょう」と言いましたら、「いいですよ」との返事でしたので、五月二十三日にお寺へお連れし、その日のうちに勧誡を受けることができました。今もお元気で、お寺に参詣しています。
 そして今年に入って一月二日には、父の五十回忌法要をお寺で行いました。そのときに、金沢から来ていました甥のお嫁さんを折伏したところ、御授戒を受けることができました。今は家族全員揃ってお寺へ参詣できる幸せを感じています。
 御本尊様を信じて唱題しますと、必ず私たちを守ってくださいます。今年は「実践行動の年」です。幸せになりたい人々が、私たちが声をかけるのを待っています。
 これからも指導教師の御指導に随い自行化他に励み、唱題をして下種・折伏の機会を決して逃すことのないように、今まで以上に実践行動していくことをお誓いしまして、私の体験発表を終わります。