法忍寺支部 佐藤美咲さん 
 小脳梗塞 夫婦で病魔を克服
入信した妹や友人も折伏が成就 この上ない喜び
地域での折伏 難越えて成就 


「実践行動の年」明けましておめでとうございます。
 私は幼い頃、和歌山県で両親と共に創価学会の縁で入信いたしました。強信な母親の影響で、その後も学会に籍を置いたまま時は過ぎ、平成六年、恐れ多いことに御本尊様も替えてしまいました。『ニセ本尊』の害毒により原因不明のひどい頭痛に悩まされ、結婚生活が破綻して離婚に至り、精神的にもどんどん荒んでいきました。
 そんな自分を変えたいと思い、平成二十年の春、数週間ほど上京いたしました。そこで偶然出会った人に創価学会の破折を受け、日蓮正宗の正しいお話を聞くことになったのです。初めて聞く学会の大謗法に愕然としましたが、当時の自分の状況を振り返ると非常に納得いたしました。その後、七月に改めて上京し、法忍寺にて勧誡式をお受けすることができました。そして、折伏してくれた今の主人と再婚し、現在、東京都八王子市に住んでおります。

 この地でも折伏を

 私には、成人した二人の息子がおり、二人共大阪に住んでいますが、平成二十年は息子たちの勧誡、東京で暮らす妹の木村真由美が勧誡式を受け、続いて妹の主人の武史さんが御授戒を受けることができました。さらに、和歌山の同級生の山本正美さん、中井由利子さんも勧誡式を受けることができました。
 平成二十一年の慶祝の年は、大阪の友人の丸山さんと、和歌山のKさんが勧誡式を受けることができました。
 そして総本山へのご登山も年間二十回以上させていただき、有り難いことに、気がついてみれば、いつの間にか体調もよくなり、すっかり元気になっておりました。
 平成二十二年「広布前進の年」は、新たな御命題に向けて、毎日行われるお寺での唱題行にできるかぎり参加させていただきました。その年の六月、長男夫婦に子供が誕生し、お嫁さんと赤ちゃんが共に御授戒を賜ることができました。
 しかし、私は何とかして地域での折伏をさせていただきたいと真剣に祈っておりました。和歌山から八王子に来て間もないため、知り合いも少ないことが悩みでしたが、そのような折、我が家に来ていたダスキンの担当の方が突然変わり、新たに栗田さんという方が来られることになりました。我が家に初めて来られた栗田さんは、仏壇を見て「うちにも同じような仏壇があるんですよ」と言われたので、聞いてみると学会の方だと判りました。これは唱題の功徳により、仏様から与えて戴いたお役目と確信し、その翌月に改めて、私が学会をやめた経緯を話し、七万五千名大結集総会の写真集等をお見せしました。そして勧誡を勧めたところ、栗田さんはご主人にも話をしてみると言われ、日蓮正宗で発行している書籍を何冊か持ち帰られました。その後、連絡を待っていた矢先、たいへん大きな魔が襲ってきました。

夫婦で病魔克服
栗田さん入信


 八月に、折伏推進委員の菅原信法御尊師がおいでになって、お寺で指導会が行われていた時のことです。突然、主人の具合が悪くなり、指導会終了後、本堂で倒れてしまいました。すぐに救急車を呼んでいただき病院に運ばれましたが、激しいめまいとおう吐で立つこともできませんでした。
 MRI検査の結果、小脳梗塞と診断されました。脳梗塞の範囲は延髄にまで及び、担当医師からは、くも膜下出血になる危険性もあるので絶対安静とのことでした。突然のことで、病名を聞いた時は動揺しましたが、御金言に、
 「毎のひるとみつと、月の出づるといると、夏と秋と、冬と春とのさかひには必ず相達する事あり。凡夫の仏になる又かくのごとし。必ず三障四魔と申す障りいできたれば、賢者はよろこび、愚者は退くこれなり」(御書一一
 八四n)
と仰せのように、今こそ夫婦で大きな難を乗り越え、罪障消滅をさせていただく時が来たと確信し、必ずこの病を克服して、その体験により広宣流布のお役に立たせていただこうと決意いたしました。
 主人の入院中は、毎日朝詣りと唱題会に参加させていただきました。有り難いことに、御住職・水谷慈浄御尊師をはじめ、講中の同志の皆様に、当病平癒の御祈念をしていただきました。そのお陰をもち三週間で退院することができ、日常生活に支障をきたすような後遺症も残らず、無事に仕事にも復帰できました。
 主人の母も私の母も未だ学会に残っておりますが、この病を乗り越えたことで、たいへんに安心し、心から喜んでくれております。必ず折伏し、再び、本門戒壇の大御本尊様に御目通りをさせてあげたいと祈っております。
 その後、連絡を待っていた栗田さんが、唱題の功徳でしょうか、ご夫婦揃って決意を固められ、勧誡式を受けることできました。それは主人が退院した二日後の八月二十九日のことでした。
 こうして念願だった地域での折伏も叶い、栗田さんご夫婦は、十月には約四十年ぶりのご登山をされました。御開扉を賜った後、栗田さんはたいへん感動され、ご登山できた喜びを体全体で表しておられました。その姿に、改めて折伏の尊さを教えていただきました。今は毎月、欠かさずご夫婦で御報恩御講と広布唱題会にも喜んで参詣されています。



涙の誓願目標達成

 「広布前進の年」もいよいよ十一月に入り、法忍寺支部の誓願目標七十二名達成まで、あと三名となりましたが、ここからがなかなか成果が出ず、およそひと月半、停滞してしまいました。昨年一年を通して御住職様は、「今年達成できなければ二度と達成できない」との覚悟を示しておられました。最後の力を振り絞って五時間唱題をなされ、その結果十二月五日、晴れて誓願を達成することができました。十二月の御講の折、御住職様が涙で声を詰まらせながら誓願達成のご報告をされ、参詣していた講中の皆さんも、涙・涙の御講となりました。

 それぞれが折伏に

 私が以前折伏した和歌山のお二人は、勧誡後すぐに地元の覚法寺に移籍させていただき、参詣しておられます。昨年に入り、山本さんの息子さんがお嫁さんとお子さんの御授戒を受けさせることができ、中井さんはご両親の折伏を成就されました。遠方ですが、連携を取り合い、いつも励まし合っております。
 昨年末ですが、妹夫婦も、念願だった初めての折伏を成就することができました。年頭より折伏を志していたものの、なかなか行動に移せずにいたところ、妹の職場の同僚である五十嵐さんから悩みを打ち明けられ、勇気をもってお寺にお誘いすることができたのです。
 また妹の主人は、数年前から原因不明で歩くことができなくなっていました。しかし御授戒後、お山に何度も参詣させていただくうちに、だんだんと歩けるようになってきました。そして昨年の御会式御逮夜法要の折、信徒代表の一人として御住職様・執事様と共に申状奉読をさせていただきましたところ、その夜、突然、腰の骨がゴリゴリと音を立て、不思議にも今までにないほど足の感覚が戻ってきたということです。今では普通に歩くことができ、正座もできるようになりました。本当にすごい信心だと本人もますます確信を深め、現在、学会の知人たちにどんどん折伏を始めています。
 また、昨年勧誡を受けた栗田さんご夫妻も、娘さんとお孫さんの折伏をされており、後はお寺へお連れする日取りを決めるばかりという段階まできております。折伏した人がまた折伏をすることは五十展転随喜の功徳であり、この上ない喜びです。御法主上人猊下は、折伏をした人が折伏をできるようにして差し上げることが真の育成と仰せであります。
 「実践行動の年」の本年、法忍寺支部は、僧俗和合、異体同心の唱題行を根本に必ずや折伏誓願を達成することをお誓い申し上げ、私の体験発表とさせていただきます。