理境坊妙観講支部 中村明美 
 皆さん、こんにちは。
 本日は、不思議な形で病気が消滅した体験と、仕事上に現れた功徳の体験についてお話いたします。
 私は、今から二十七年前の十九歳の時、職場のオーナーに誘われて、サークルにでも入るような安易な気分で創価学会に入会し、同時に日蓮正宗の寺院から御本尊様を戴きました。
 しかし、その職場は三カ月もしないうちに倒産し、オーナーは私に給料も払わないまま行方をくらましてしまったのです。
 それ以来、私の心には、創価学会に騙されたという気持ちが強くなって、「創価学会」と聞いただけでとても不愉快な気分になり、どうにかして学会との縁を切りたい、御本尊様もお返ししたい、と思っていたのですが、どうしたらよいのか判らず、そのままになってしまいました。そして、御本尊様は実家の納戸に放置していたのです。

-邪宗の苦しみ-
 話は前後しますが、私の祖母は、立正佼成会の熱心な信者でした。
邪宗を信仰していてよくなるはずがなく、家の中はいつも喧嘩が絶えませんでした。
 父は酒乱で、包丁が飛んでくることもよくあり、私は、そんな親を恨んで、十九歳の時に家出同然で家を出て一人で生活をするようになったのですが、その私の姿を見ていた弟たちも次々と家を出て、結婚、離婚を繰り返すようになりました。まさに、一家離散という、邪宗の害毒そのものの姿だったのです。
 さて、再就職してからの私は、心の拠り所が欲しくて、様々な宗教に関わってしまいました。
 しかし、当然、邪宗で幸福になれるはずがありません。仕事上では、就職しても対人関係のトラブルで辞めるということを繰り返し、結婚生活においては、妊娠したものの、激しいつわりに苦しんだ挙句、流産しかかって入院となり、その上、出産後一カ月もつわりが続いて、たいへん辛い思いをしました。
 また、病院の誤診により、盲腸でもないのに盲腸の手術をされたり、二人目の子供を妊娠したときも、再びあの辛いつわりを味わい、流産しかかって入退院を繰り返すという状態でした。
 そして、何とか産まれてきた子供たちにおいても、長女は鼠径ヘルニアで手術、長男は気管の病気とアトピー性皮膚炎を患い、まるで私を因らせるかのように泣きっ切りなのです。
 そんな生活が三年以上続き、私は精神的にも肉体的にもすっかり参ってしまい、長男が泣いていない時でも耳から泣き声が離れず、完全に育児ノイローゼになってしまいました。気がつくとベランダに立っており、あわや、ということが何度もありました。
 そのような最悪の状態にあった八年前の平成十二年、近所に住む妙観講の内山真由美さんから折伏されたのです。
 私が、自分のどうしようもない状況を話したところ、内山さんから「それは、十七年もの長い間、大切な日蓮正宗の御本尊様を粗末にし、さらに、数多くの邪宗教に関わってきたための罰である」と指摘されました。
 創価学会では、そのような重大なことを何一つ教えてもらっていなかったので、驚いた私は、その場で邪宗の物をすべて処分し、これからは妙観講で正しく信心していこうと決意いたしました。
 その日から勤行するようになったのですが、それに伴って、あれほどひどかった長男の夜泣きが少しずつ減っていき、何と、一カ月を過ぎた頃には、すっかりなくなってしまったのです。私は、この信心の正しさを確信し、主人にも正しい信心を持って欲しいと思い、講中の先輩に手伝っていただいて折伏しましたが、主人は「自分には関係ない」と言い張って、入信には至りませんでした。
 しかし、仏法に背いてうまくいくはずがなく、それから何カ月もしないうちに、十年以上も主人が経営し続けていた店が経営不能に陥り、とうとう閉店せざるを得ない状況になってしまいました。
 さらに、その後に借金をして始めたコンビニエンスストアもうまくいかず、開業して間もない平成十三年、またしても閉店、という最悪の事態になったのです。
 この時の主人の落ち込み方は尋常ではなく、私は、今こそ主人に信心についてもらうしかないと、精一杯折伏したところ、ようやく主人も入信を決意することができました。

-猛折伏でガン消滅!-
 しかし、その喜びも束の間、自分の罪障がいかに深いか、ということが思い知らされる出来事に直面してしまいました。不正出血があり、病院に行って調べてもらったところ、子宮体ガンであるとの宣告を受けたのです。私は、頭の中が真っ白になり、しばらく現実を受け入れることができず、愚痴と嘆きで一杯になってしまいました。
 二度目の検査も三度目の検査も結果は同じで今後の治療方針を決めるための検査入院をすることに決まり、私は、そのことを内山さんに報告しました。内山さんは、自分のことのように心配してくださり、「必ず治すことができるから、信心で乗り越えよう」と励ましてくださいました。そのお陰で私は、何としても御本尊様に助けて戴こうと肚を括ることができたのです。

 それからは、「すべて御本尊様にお任せします」との思いで真剣に唱題し、さらに入院までの間、知人や学会員を精一杯折伏させていただきました。
 そして、明日が入院という日、ぎりぎりまで功徳を積ませていただこうと思い、電話で学会員を探しては「正しい信心に戻るように」と話をし、唱題をしていましたら、突然、腰の辺りに強い衝撃を感じたのです。それは、何かとても温かいものが腰から入って、体を突き抜けていったような感覚でした。一瞬、何が起こったのか判らず、茫然としてしまったのですが、気がつくと、体がとても軽くなっていました。
 さらに入院当日、またもや不思議な体験をしました。麻酔で意識がないはずなのに、御題目の声が聞こえてきたのです。大勢の方が唱える御題目の声。それは、今でもはっきりと覚えています。
 そして検査の結果、医師から、何と、「ガンの数値が正常値に戻っている」と告げられたのです。いくら調べてみても、あったはずのガンが消えてしまったということで、医師も不思議がり、説明がつかない様子でした。
 こうして私は、入院した翌日には退院となり、本当に御本尊様に助けて戴いたのだと確信しました。

-家業が順調に再開業績も急上昇-
 私は、御本尊様の偉大な御力を身をもって体験したことから、もう一つの問題である主人の仕事のことも絶対に解決すると確信し、勤行・唱題はもちろん、折伏、御報恩御講参詣、会合参加と、精一杯仏道修行に励んでいきました。すると、またしても信じられないようなことが起きたのです。と言いますのは、昔の知人から、「コンビニの経営をしてくれる人を探している」との電話がかかってきました。
 その店舗は、立地条件もよい上に、店内も駐車場も以前とは比較にならないくらいの規模で、本当に夢のような話でした。
 主人としても、自分の年齢を考えた時に、経験のない仕事をするのは厳しいと言っていただけに、また同じ職に巡り合えるなんて、本当に御本尊様の御力はすごいと思いました。
 また、それまでに作ってしまった借金は、閉じた店舗を売却することで何とか返済ができると考えていましたが、この不景気の中、さらに立地条件もよくない不動産ですので、買い手があるかどうかかなり心配でした。ところが、ここにも御本尊様の御加護を戴き、不動産の売買手数料等を支払うこともなく、近くの事業家が買ってくださることになったのです。お陰で、借金は全額、返済することができました。
 こうして、今の店を始めてから丸五年が経ちますが、売り上げはフランチャイズの事業本部の方々も不思議がるほど順調で、開店から三年目には、何と埼玉県下で売り上げがトップとなり、表彰までされたのです。今年の二月には、店の格付けがワンランク上がり、それに伴って、収入が一気にそれまでの二倍になりました。
 なお、折伏においては、身内や周囲の知人にはじまり、さらに学会員を探し出しては折伏するという実践を続けてきた結果、現在、三十名ほどの方が私の眷属として共に信心に励んでおります。その中には、昨年入信した店の従業員もおりますし、さらに今年に入ってからは、よくお店にきてくれるお客さんと、新聞配達の人を入信に導くことができました。
 私は、どんなに困難な状況でも不思議な形で開けていくことを幾度も体験しました。御本尊様の御力の偉大さと、折伏の功徳の絶大さを確信せずにはいられません。
 この有り難い体験を忘れることなく、今後も精一杯信心に励み、一分でもお役に立てる人材へと成長していきたいと思います。ありがとうございました。