大 白 法 
平成14年11月16日号
決 意 発 表
 このたび、日蓮大聖人の宗旨建立750年の大佳節に当たり、私たち全世界の日蓮正宗の信徒12、000名の代表は、10月26日より3回にわたって、総本山大石寺に参集し、第67世御法主日顕上人猊下の大導師のもとに、海外信徒総登山を奉修していただくこととなりました。
 ここに、日蓮大聖人への敬虔な御報恩の大事を果たさせていただくと同時に、論義式を通して、日蓮大聖人の仏法の深遠な極理を拝聴することとなっております。
 もとより日蓮大聖人が開宣弘通せられた大正法は、大聖人御自ら『本因妙抄』に、
「久遠実成の名字の妙法を余行にわたさず、直達正観・事行の一念三千の南無妙法蓮華経是なり」(御書1684頁)
と仰せられるように、大聖人が久遠元初の御本仏として、無師独悟された久遠名字の凡夫即極の南無妙法蓮華経の大法であり、一切の人々を仏の境界に導くことのできる唯一の十界互具、一念三千の道理、法門、力用、功徳の整った本因下種の事行の一念三千の大法であります。
 この久遠元初の大法は、またインド応誕の釈尊が法華経の『薬王品』に、
「我が滅度の後、後の五百歳の中に、閻浮提に広宣流布して、断絶せしむること無けん」(法華経539頁)
と、日蓮大聖人の滅後末法における御出現とその弘通を予証されていたものであります。
 したがって日蓮大聖人も、この釈尊の予証に応えられて、『顕仏未来記』に、
「本門の本尊、妙法蓮華経の五字を以て閻浮提に広宣流布せしめんか」(同 676頁)
と記され、さらに『教行証御書』には、
「前代未聞の大法此の国に流布して、月氏・漢土・一閻浮提の内の一切衆生仏に成るべき事こそ有り難けれ有り難けれ」(同1110頁)
と仰せられています。日蓮大聖人の正法は、今日の世界に横行しているテロや暴力や貧困や環境破壊や戦争の惨禍から、一切の人々を救い、全人類を平和な仏国土へと導くことのできる大正法なのであります。
 私たち全世界の日蓮正宗僧俗は、この日蓮大聖人の久遠元初の妙法蓮華経の大法が、末法万年に朽ちることなく、日蓮大聖人の御金言の通り、永劫に流布して世界の広宣流布が達成され、この地球上に真の安穏平和な社会が実現することを確信して止まないものであります。
 私たちは、その世界の広宣流布のために、それぞれの国において、互いに新たに一人から一人への対話を進め、妙法弘通の実践を励行して、まず自らの国での広宣流布のために、熱誠の精進を重ね、国家社会のために、全人類のために貢献してまいります。
 宗旨建立750年慶祝記念海外信徒総登山に集い合えた私たちは、総本山第67世御法主日顕上人猊下に、この我らの決意を奉呈し、我らの誓いとさせていただきます。

壮年部代表
「イタリア」
ピエロ・ブルタジオ

 私たち日蓮正宗イタリアの信徒にとって、宗旨建立七百五十年慶祝記念海外信徒総登山に今日、皆様と共に結集でき、慶祝できますことは幸運なことであり、名状し難い喜びであります。
 私たちにとって、正直に他の教義や方便を捨てたということは正しい選択でありました。不動の決意によって御本尊様に信を持ち、地涌の菩薩として向上していくということは、真心を込めて唱題していくということに他なりません。
 イタリアの地に、御僧侶が永続赴任されますよう、イタリア信徒間での異体同心をさらに堅固にし、成長していくことを、私たちの決意として発表申し上げます。
 毎日生活しているなかで、様々な逆境や極度の苦難が、私たちの目前に立ちはだかりますが、十四誹謗に陥ることなく闘ってまいります。そして、日々の勤行と題目をしっかり行ずることにより、生命力溢れる平穏無事で歓喜のある人生を送れることを確信しております。
 さらに、慈悲をもって折伏に励み、広宣流布という最高の目標に向かって、自行化他の実践を持続しながらがんばってまいります。
 私たちは、今日まで大聖人様より御歴代の御正師を通して法水写瓶されました第六十七世御法主日顕上人猊下様に心から感謝申し上げます。これまで私たちを絶え間なくサポートして励ましてくださった尾林御尊能化、中本御尊師、並びに千葉市の清涼寺御住職・野村御尊師方に、これからも清らかな心、豊かな心をもってついてまいります。
 今日ここへ皆様と共に参加させていただくことができましたのは、すべての御僧侶と同志の皆様方のお陰であります。心からお礼申し上げます。
 南無妙法蓮華経の功徳によって、皆様が常に健康と福徳に満ち溢れることを御祈念申し上げます。
 ありがとうございました。

婦人部代表
「ガーナ」法華寺支部
エマ・アコマ・アシアマ

 御法主日顕上人猊下、御宗門の御尊師の方々、お集まりの皆様、本日は法華講婦人部を代表して決意発表をさせていただくという貴重な機会を戴き、たいへん嬉しく、また光栄に存じます。
 まず、御法主上人猊下、御尊師の皆様方に、七百五十年間にわたって日蓮大聖人の正法を護持・弘通してくださったことに深い感謝の念を表したいと思います。
 また、御法主上人猊下の御慈悲により、アフリカのガーナに、アフリカ唯一の寺院を賜り、御住職や御僧侶方をお迎えできたことを心より感謝申し上げます。
 一九九八年に法華寺が建立されて以来、御住職と御僧侶方の御指導のもと、我が婦人部は他の部と協力し、様々な活動に力を入れてきました。さらにトーゴ、ペニン、コートジボワール、ナイジェリアといった隣国の活動にも力を注いでまいりました。
 この宗旨建立七百五十年慶祝記念海外信徒総会に引き続き、二〇〇三年二月二十一日には、アフリカ正法建立五周年を迎えます。この記念すべき時に、私たちは重要な役割を担っていくことを誓願いたします。皆様にはガーナのアクラにぜひお越しいただき、輝かしい、貴重な記念すべき日を共に祝っていただきますようお願いいたします。
 今後とも、総本山大石寺と御宗門の活動を支援・サポートするとともに、さらなる僧俗和合の実践を誓います。
 私は、ガーナ婦人部の活動が、全世界の婦人部の活動につながると確信しております。折伏の陣頭指揮を取るのが婦人部であり、他の部の活動をサポートするのが婦人部であります。
 ここで法華講婦人部を代表いたしまして、以下の通り、決意発表をさせていただきます。
一、御僧侶をサポート・支援することにより、僧俗の絆を強めます。
二、信行学を根本に、自国における正法の広宣流布のため勇猛精進してまいります。
三、「一年に一人が一人の折伏」を実践し、三宝に御報恩謝徳いたします。
四、日常生活のなかで功徳を実証していきます。
五、正法を根本として、家族和合することにより、また良き母、良き妻、心身ともに美しい女性になることにより、法統相続を実践します。
六、日蓮正宗法華講婦人部メンバーとしての誇りを持ち続けます。
七、御題目をさらに唱えることで、自身の境界を高めます。
 ありがとうございました。

青年部代表
「シンガポール」事務所
ツン・ウィ・ファン

 シンガポールは今年建国三十七周年を祝う新興国です。国の目覚ましい発展の裏では代償も伴います。国民は自己中心的になり、身勝手な欲求で目がくらみ、生命や人間性の大切さを軽視するようになっています。そのため社会全体が冷淡になりました。
 シンガポール事務所の青年部は、この宗旨建立七百五十年の慶祝登山を、次世代の広宣流布を目指す出発点とします。我が国シンガポールにヒューマニズムを再生させることを決意します。私たちは正しい信仰、修行、教学に励み、内なる仏性を顕現させ、社会に波及させていきます。シンガポールをビジネスの中心地だけでなく、住む人が幸福になれる人間中心の調和の取れた国にするために、青少年が人間性豊かで自信に満ち、チャレンジ精神を持つ大人に育つよう力を尽くします。私たちは、第六十七世御法主日顕上人猊下様の御指南、および御住職様の御指導を厳格に守り、日蓮大聖人様の仏法に確信を持ち、それに基づいて大聖人様の正しい弟子檀那として布教に努めます。
 定期的に折伏活動を行って新しい信徒を増やし、シンガポール国民の悪業を消し、この国を仏国土に変えていきます。正法興隆のために、私たちは仏道修行に励み、情熱をもって内なる可能性をあらゆる面で十二分に発揮していきたいと思います。職業面での自己啓発、社会参加と社会意識の育成などの分野で、専門家を招いてワークショップや講演、フォーラムを開くとともに、仏教研修会や青年の抱える問題を話し合う会も開催する予定です。大聖人様の仏教を拠り所として、シンガポール事務所の青年部メンバーは将来、社会の指導者、国家繁栄の柱、国を支える力となります。
 私たちの御住職様は、各地の信徒集団を統合するため、長年多大な苦労を重ねてこられました。新しい事務所が出来た現在、私たちはシンガポール最初の日蓮正宗寺院、「広布山開妙寺」を建立する決意を固めています。真の法華講員となり、シンガポールの若者たちに正法を導き弘め、シンガポールに永久に根差すであろう三宝を堅固に外護していく覚悟です。
 科学技術の進歩、快適さ、自己満足を追い求める寂しい小国での生活は、人生の様々な面で探求心をすり減らしています。私たちは隣国の信徒たちと交流し、経験や布教の方法を話し合う機会を持ち、各国で広宣流布の精神と信仰を高めることを希望します。信仰により、各国との絆を強めていきたいと願います。
 最後に、総本山大石寺でグローバルな青年部登山と研修会が開催される日を待ち望んでいます。

少年部代表
「スリランカ」
ディリーパ・マデュシャン

 僕の両親は、日蓮正宗の熱心な信徒です。両親は、毎週の御書勉強会や月例会合、唱題会など、毎月何度も僕をセンターに連れていってくれます。入仏式や折伏座談会にも両親と一緒に参加しています。時々は折伏にもついて行きます。折伏に行くのは楽しいです。
 唱題を始める前は、僕はとても短気な人間でした。つまらないことで両親とよく口論していました。家を出ようと思ったこともあります。身近にあるものは何でも壊したり、投げ飛ばしたこともありました。
 でも、今では僕は変わりました。両親はもちろん、先生や友達も、メンバーもみんな僕を愛してくれています。僕は幸せです。南無妙法蓮華経に感謝して、毎日少なくとも一時間は唱題します。
 小乗仏教の国、スリランカでは、生徒は全員毎日曜日と満月の日には、寺院で行われる仏教の授業に出席しなければなりません。
 あるとき、先生が「この仏教の授業に参加しなかった生徒は起立しなさい」と言いました。起立したのは僕だけでした。先生は僕に罰を与えようとしました。クラスではみんなが僕のことを笑っていました。
 でも僕は、これこそチャンスだと思って、日蓮正宗の教えと功徳について説明しました。先生は小乗の僧侶で、僕の説明を聞いた後は、もう僕を罰しようとはしませんでした。僕は罰を受けなくて済み、御本尊様に感謝しました。
 学校では小乗仏教は必須科目です。僕はこの仏教の授業に出席しなくても、期末試験ではいつも百点を取りました。
 今ここで、僕が戴いた最高の功徳についてお話します。スリランカでは、親は子供が奨学金を獲得して立派な学校に進学することを望んでいるので、放課後、毎日塾に子供を通わせています。子供はまるでコンピュータのように勉強しなければなりません。学校で勉強し、塾でも幾つものクラスを受けて勉強し、家に帰ると宿題や予習、復習がたくさんあります。
 でも、僕には塾に行く時間がありません。広宣流布のために、とても忙しく活動しているからです。奨学金資格試験の前日でさえ、遠くで開催された折伏座談会に出席しました。
 試験の結果は、どうなったと思いますか?僕はとても良い成績で、スリランカの首都にある最高の国立学校であるロイヤル・カレッジに入学できることになりました。
 最後に、広布への大願を抱かれておられます日顕上人猊下様に、どこまでも従ってまいりますことを、僕たち日蓮正宗の少年部の決意といたします。皆さん、一緒にやってまいりましょう!
 御本尊様、ありがとうございます。日顕上人現下様、ありがとうございます。
 ありがとうございました。