令和7年9月16日付

入信以来、九十六人を正法に導く

誠実に仏恩報謝の折伏

 日本に最も近い韓国の都市・釜山市は、韓国第二の人口を擁する大都市であり国内最大の港湾都市として、経済と物流の要を担っている。今回は、その釜山に大韓民国広布推進の重要な法城として設立された釜山布教所信徒で、信心の功徳によって重度の鬱病、不眠症、対人恐怖症、不安・焦燥感、幻覚・幻聴・幻視、さらには無気力症候群などの深刻な病を克服し、現在は北東区域婦人部長として活躍している朴仁子(バク・インジャ)さんにお話を伺った。
  
●自己紹介を兼ねて、信心を始めた経緯、動機をお聞かせください。

 私は、一九六二(昭和三十七)年生まれです。二〇〇五(平成十七)年、四十三歳の時に重度の鬱病、不眠症、対人恐怖症になり、不安、焦燥感、幻覚、幻聴、幻視、無気力症候群などの症状に悩まされていた時に母親の勧めを受け、これらの病気を治すために入信しました。

●入信後、どうなりましたか?本格的に信心するようになったきっかけを教えてください。

 入信して数カ月後に、北東区域第一班の班長が班座談会に参加してはと誘ってくれて、その時から座談会に参加し始めました。それをきっかけに、布教所で奉修される御報恩御講、広布唱題会をはじめ、新入信者対象の座談会、北東区域の座談会、唱題会にも参加するようになり、布教所参詣を中心として、本格的な信心活動を展開しました。
 そこで、御法主日如上人猊下の、
「折伏は一切衆生救済の慈悲行であり、自らの過去遠々劫からの罪障を消滅して幸せになるための最高の仏道修行であり、そして仏祖三宝尊に対する最高の報恩行であり、また仏様から与えられた尊い使命であります」(大日法 六八九号)
との御指南を拝して、折伏にこそ信心修行のすべてが凝縮されていると確信しました。また、御指南通りに折伏を実践すれば、私の過去遠々劫からの罪障も消滅して、重度の鬱病すら癒えて幸せになれると、希望を持ちました。

慈悲行である折伏に打って出る決心

 さらに、釜山布教所責任者の盧法泰御尊師は、折に触れて御法主上人猊下の、折伏についての御指南を引用され、「仏道修行とは勤行・唱題などの自行にとどまらず、それを基礎に下種種・折伏・育成の化他行に励むことが大切である」
と強調されましたので、私は折伏に打って出ようと決心しました。
 それで、折伏のために毎日、朝夕の勤行を欠かさず行い、唱題会に毎日参加し、御本尊様に「折伏ができますように」と全身全霊を込めて御祈念申し上げました。
 唱題から得た確信と歓喜で折伏を行じていくことによって、鬱病などが次第に改善し、健康を取り戻せて、折伏の功徳を確信しました。
 さらに勇猛果敢に折伏に打って出て、入信した二○〇五年より本年までの二十年間で、九十六人の方の折伏を成就させていただきました。

●折伏にあたって心がけでいることを教えてください。

 はい。まず、先ほど述べたように御法主上人猊下の、「折伏は(中略)自らの過去遠々劫からの罪障を消滅して幸せになるための最高の仏道修行」という御指南を、心に刻んでいます。
 そして、「誰かが折伏をしてくれるだろう」と思わず、「折伏は、私がしなければ誰がするのか」という心構えを持ちます。
 また、化他行である折伏が成就できるよう、自行としての勤行と唱題をしっかりと行います。
 実際に折伏をする時は、笑顔で礼儀を守り、常識を弁えた言葉違いを心がけ、相手には最初に「こんにちは。お会いできて嬉しいです。日蓮正宗の南無妙法蓮華経を聞いたことはありますか」と丁寧に声をかけます。「千里の道も一歩から」という言葉があるように、最初の一歩を踏み出すことが、折伏においては大切だと思います。
 さらに、タクシーに乗ったり買い物をする時なども、機会があれば最大限に下種・折伏を行い、私自身が、信心の功徳で重度の鬱病などの病魔に打ち勝って健康を取り戻した体験を率直に話し、「日蓮正宗を信仰すれば、因果の理法によって仏力・法力が必ず用き、罪障を消滅して幸せになれる」と、誠実に語るようにしています。

●今までの折伏体験で、特に心に残っている事例がありますか?

 Kさんというトラックで果物を販売していた方を折伏し、二〇一七(平成二十九)年五月一日に入信されました。入信後は、果物を買ってくれた人たちに下種していました。私はそれに感心し、果物を売りながらKさんと一緒に下種し、十四人を入信に導けました。
 また、ある日、バスの車中で下種したBさんは、会社を経営している方と判りました。翌日、海苔巻き(キンパ)を作ってBさんの事務室を訪ねて引き続き下種したところ、Bさんはもちろん、Bさんの紹介で知人四名も、ともに御授戒を受けた、ということもありました。

●最後に今後の抱負をお聞かせください。

 これまでこの信心のお陰で重度の鬱病等を克服してきました。御本尊様と巡り合い、信心できていることに心より感謝しております。
 今後も、仏恩報謝の思いを胸に一人でも多くの人を折伏していけるよう、御法主日和上人猊下の御指南を根本として、釜山布教所責任者・盧御尊師の御指導のもと、僧俗和合・異体同心して、精進していきたいと思います。