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九月十三日、NSTの掉尾を飾って、ワシントンD.C妙宣寺の宗旨建立七百五十年慶祝記念総会が、ワシントンD.C.の北西約十キロの、メリーランド州シェビーチェイスにあるナショナル4−Hカンファレンスセンターで盛大に開催された。奇しくも本年は当寺創立三十周年に当たり、法華講支部第十四回総会も兼ねた意義深い総会となった。 これには日本から海外部長・尾林日至御尊能化をはじめ、庶務部長の法道院主管・早瀬日如御尊能化、有縁の御尊師方、また全米からはNSTプレジデントのロサンゼルス妙法寺住職・高野泰信御尊師をはじめNSTの全御住職方、さらにアルゼンチン布教所責任者・井尻執道御尊師、ガーナ法華寺住職・吉田道常御尊師も駆けつけ計十三名の御僧侶方が出席された。 また信徒は、ワシントンD.Cを中心に日本の約二・五倍もの広さとなる七州から結集した妙宣寺信徒と、ニューヨーク妙説寺からの参加者、合わせて五百名を越えた。 午後二時過ぎ、妙宣寺住職・河辺正信御尊師の導師のもと、会場に特設された御宝前に向かって読経・唱題が行われた。 小憩をはさんで、はじめに昨年の海外信徒総会における御法主日顕上人猊下の御言葉が奉読された。 経過報告では、デニーロ・フェンテス副講頭が創立以来の尊い広布の足跡を懐かしい映像で紹介し、互いのさらなる前進を誓い合った。 続いて少年部十四名が登壇し、「唱えてゆこう妙法を」を手話を交えて英語で元気に合唱した。 ここで来賓の御僧侶方が紹介され、モナ・サイクス講頭より、参加者に心からの歓迎の辞が述べられた。 体験発表では、入信わずか三年に満たない婦人部のキミコ・フランクさんが、同志の支えによって難病を克服し、昨年登山できた喜びを披露。また、壮年部のパトリック・シールズさんは、一家和楽の信心で種々の困難を乗り越え、昨年の海外信徒総登山には家族五人がそろって参加できた感激を語った。 祝辞に移り、高野NSTプレジデントより四悉檀を通して折伏の実践の意義が述べられ、さらに早瀬庶務部長より、五濁の根源たる貪瞋痴の三毒を浄化すべく、今こそ全人類の幸せと真の世界平和実現のため国籍人種を問わず異体同心して、御命題達成へ向けて精進するようにと望まれた。 祝辞の最後に登壇された尾林海外部長は、三大秘法の御本尊こそ世界の全民衆を救う大法であり、その確信で二〇〇九年をめざし精進するようにと御指導された。 続いて少年部による「折伏」をテーマにした寸劇が披露され、場内から拍手喝采を浴びた。 ここで代表が五力条の決意を発表し、尾林海外部長にその決意が手渡された。 最後に河辺住職より謝辞が述べられ、さらに五力条の決意の実践を改めて確認し、この総会を「『立正安国論』正義顕揚七百五十年」へ向けての大きな飛躍台とするとの決意が披瀝された。 締めくくりは全員での「地涌讃徳」の大合唱となった。 終了後、記念撮影が行われ、会食が持たれた。 なお翌十四日午前九時半から、ワシントンDC.内において恒例のNST定例理事会が行われた。 |