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慶祝記念U.K.(英国)総会 ロンドンにU.K.全土から信徒が参集 ![]() 五月二十五日、ロンドン市内のブッシュ・ホールにおいて「宗旨建立七百五十年慶祝記念UK(英国)総会」が、UK全土から多くの信徒が参集し、盛大に開催された。 これには、宗務院海外部長・尾林日至御尊能化、海外部主任・中本代道御尊師、宗務院書記・佐藤道幸御尊師、さらにヨーロッパおよび日本から四名の御僧侶が出席された。また日本、スペイン、フランス、イタリア、アメリカの各国からも有縁の信徒が参加した。 総会は午前十一時半に開始され、まず「慶祝記念法要」が厳粛に執り行われた。法要は尾林海外部長の導師により、読経・焼香・唱題と奉修された。また物故者の追悼もあわせて行われ、御僧侶方に続いて参加者全員が焼香を行った。物故者への懇ろな御回向に続いて、四名の御授戒と一名の勧誡、および二体の御本尊下付が行われた。 総会の部に移り、開会の辞と出席御僧侶の紹介があった。続いて、UK信徒組織の前代表であるフライアン・イートン氏が経過報告に立ち、創価学会問題勃発以降の十余年にわたるUK広布の歩みを紹介した。 祝辞に立たれた尾林海外部長は、日蓮大聖人の宗旨建立について御書や法華経を引いて説明されるとともに、「まず隗(かい)より始めよ」との故事を紹介され、平成二十一(二〇〇九)年の『立正安国論』正義顕揚七百五十年に向かっての各自の精進を期待された。 次いで総本山塔中の久成坊住職・関快道御尊師が祝辞を述べられ、続いてUK.の前担当教師・山田容済御尊師、ガーナ法華寺住職・吉田道常御尊師から届いたお祝いのメッセージが披露された。 壮年・婦人・青年の各部代表による力強い決意発表に続いて、宗旨建立七百五十年の大佳節に巡り合えた喜びと、今後のUK広布への決意を込めた「UK共同宣言」が十名の代表によって読み上げられ、宣言文が尾林海外部長に奉呈された。 次いで代表者のハナ・ハワードさんより丁重な謝辞が述べられ、最後に全員で「地涌讃徳」を合唱して、総会は大歓喜のなか終了した。 引き続き記念撮影、歌や楽器演奏の披露、祝賀昼食会が行われた。会場には、今日までの歩みをつづった写真の展示や、メンバーが作成した絵画のコーナーが設けられ、和やかなひとときに華を添えた。 最後にハナ・ハワードさんの丁重な謝辞があり、司会を務めたジェームス・フォード氏より閉会の辞が述べられて散会となった。 UKの信徒にとって、七名もの御僧侶を一度にお迎えするのは今回が初めてのことであり、総会の感激はたいへん大きなものとなった。また物故者の御回向をいただいたことに深く感謝し、故人を偲びつつ、異体同心の団結をさらに固める機会ともなった。 総会の大成功を祈って続けてきた唱題会を今後も継続し、『立正安国論』正義顕揚七百五十年に向かって折伏に励んでいくことが申し合わされている。今回の総会を契機に、UKにおける広布がいよいよ力強く推進されていくことであろう。 |