![]() |
慶祝記念スペイン総会 マドリッド・妙昌寺、テネリフェ出張所で法要も スペイン本土・カナリア諸島から参集 ![]() 三月二十九日、スペイン領カナリア諸島のテネリフェ島において「宗旨建立七百五十年慶祝記念スペイン総会」が、スペイン本土およびカナリア諸島から多くの信徒が参集し、盛大に開催された。 これには、宗務院海外部長・尾林日至御尊能化、海外部主任・中本代道御尊師、宗務院書記・佐藤道幸御尊師、さらにフランスおよび日本から五名の御僧侶が出席された。 まず三月二十七日午後八時よりマドリッドの妙昌寺において、スペイン総会の開幕を告げる「慶祝記念法要」が厳粛に執り行われた。 法要は妙昌寺住職・中野道賢御尊師の導師により、献膳の儀・読経・焼香・唱題と奉修された。 式の部に移り、尾林海外部長より祝辞、妙昌寺支部・野口信之講頭の挨拶があり、最後に中野住職より丁重な謝辞が述べられた。この後、本堂において記念撮影が行われた。 翌日、一行は飛行機でテネリフェ島へ移動。翌二十九日午前十時より、島内のホテルを会場にスペイン総会が盛大に開催された。 まず中野住職の導師により読経・唱題が行われた後、司会より開会宣言と出席御僧侶の紹介があった。続いて、テネリフェ島で信心に励む婦人部のロシオ・ゴンサレス・サンタ・クルースさんが体験を発表した。 祝辞に立たれた尾林海外部長は、日蓮大聖人の宗旨建立について御書や法華経を引いて説明されるとともに、二〇〇九(平成二十一)年・『立正安国論』正義顕揚七百五十年に向かってのスペイン広布の更なる推進に期待を寄せられた。次いで大阪府高槻市の妙恵寺住職・西岡雄信御尊師から祝辞が述べられた。 次に少年・青年・婦人・壮年の各部代表が決意を発表し、少年部の代表二名が尾林海外部長に決意文を奉呈した。 次に、妙昌寺初代住職・山田容済御尊師、第二代住職・松坂道立御尊師から届いたお祝いのメッセージが披露され、続いて中野住職より丁重な謝辞が述べられた。最後に全員で「地涌讃徳」を合唱し、総会は大歓喜のなか終了した。記念撮影の後「ミニ文化祭」が行われ、地域ごとに歌や踊り、楽器の演奏などが披露された。続いて同ホテルのレストランを会場に祝賀昼食会が行われた。 翌三十日午前九時よりテネリフェ出張所において、同出張所の開所十周年記念法要が厳粛に奉修された。 中野住職の導師により読経・唱題が修された後、十名の御授戒と七体の御本尊下付が行われた。式の部に移り、まず、開所から十年間にわたって出張所の管理にあたってきたラウル・モーラ氏(妙昌寺支部副講頭)より経過報告が述べられた。 尾林海外部長の祝辞に続きメッセージが紹介され、最後に中野住職より丁重な謝辞があった。またこの後、尾林海外部長による指導会が行われ、一連の慶祝記念行事の一切が終了した。 妙昌寺法華講は、二〇〇九年には「二倍、乃至三倍の講中に成長する」ことを目標に掲げている。その目標に向けて、今回の総会を契機に、スペイン広布がいよいよ力強く推進されていくことであろう。 |