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北米と南米の両大陸の接点にあり、有名なパナマ運河を持つ地峡国・パナマ。北は大西洋、南は太平洋に面し、その国土は、北海道よりもやや小さい。 一九九三年三月、勇気と決断を持ってSGIを脱会し、わずか六名からスタートした真のパナマ広布の歩みは、九年の歳月を経て、待望の布教所開所の日を迎えた。 この喜びの日を迎えるまでの道のりは必ずしも平坦ではなく、開設目前の布教所計画が暗礁に乗り上げるなど、種々の障魔が競い起こった。それだけに、このたびの開所法要を迎えた現地僧俗は喜びに沸き上がった。 九月二十八日、パナマシティーの中心部から程近いロサンヘルス地区の一画にパナマ布教所が開設され、その開所法要と常住御本尊の入仏法要が奉修された。 これには、御法主日顕上人猊下の御名代として宗務院海外部長・尾林広徳御尊師、海外部主任・石橋頂道御尊師、NSTプレジデントの妙法寺住職・高野泰信御尊師、大阪府高槻市の妙恵寺住職・西岡雄信御尊師ほか、日本、北米、南米から有縁の御僧侶方が御出席。また、パナマ全土から約二百名の信徒が参集し、中南米初の法城の誕生に、その喜びを分かち合った。 ![]() 法要は、午後五時より、尾林海外部長の御導師により、御本尊御開扉、献膳の儀、読経、唱題と如法に進められた。 続いて式の部に移リ、初めに石橋海外部主任より、開設に至るまでの経過が報告された。次いで尾林海外部長が祝辞を述べられ、ルース・トレス女史をはじめとするパナマの純真なメンバーのこれまでの労苦をいたわるとともに、新布教所が三大秘法の整足する中米広布の中心道場として発展することを期待し、初代責任者に就任した山崎信理御尊師を紹介された。その後、高野NSTプレジデント、信徒代表ルース・トレス女史からそれぞれ祝辞が述べられ、最後に山崎責任者の謝辞をもって法要はとどこおりなく終了した。 引き続き、喜びの余韻の残る本堂において記念撮影が行われ、参列者全員がカメラに納まった。 |
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翌二十九日には、午前十時より、関所したばかりの新布教所において宗旨建立七百五十年慶祝記念パナマ総会が開催された。 これには、前日の開所式に参列された全御導師方が参列された。また、日曜日とあってパナマ全土から四百名を超える信徒が参集し、開所の喜びと宗旨建立七百五十年を慶祝する喜びが相まって、歓喜溢れる総会となった。 総会は、山崎責任者の導師による五座の勤行から始まり、勤行終了後、この日を待ちわびていた十九名が御授戒ならびに勧誡式、六名が御本尊下付を戴き、喜びのスタートを切った。 ![]() 引き続き、総会第一部では、ルース・トレス女史が来賓の御僧侶を紹介し、歓迎の辞を述べた。次いで、祝辞に立たれた尾林海外部長は、法華経に予証された大聖人の三大秘法こそ全世界の民衆救済の大法であることを確信して自行化他に精進していただきたいと述べられた。 その後、高野NSTプレジデント、西岡御尊師の祝辞、山崎責任者の謝辞と続き、第一部が終了。小憩を挟んで第二部に移った。 短い準備期間にもかかわらずこの日のために練習した、青少年によるモダンダンスやパナマ民族舞踏等の演技が披露された。 その合間に、ロベルト・ダリラ・メナ・デ・ロドリゲスさんの決意発表、そして一九七四年の入信以来、数々のすばらしい体験を積み、これまでに三十回の登山をしたというアイダ・デ・レモンさんの体験が披露された。 フィナーレは、パナマの僧俗和合・異体同心を象徴するように「地涌讃徳」を力強く高らかに歌い上げ、寺院建立に向け新たな第一歩となる総会を締めくくった。 このあと記念撮影が行われ、午後二時前に散会した。 |