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「御命題達成の年」について 皆さん、こんにちは。 令和二年「御命題達成の年」になってもう半月経ちましたね。 元旦に立てた「一年の計」は何ですか?お寺の御本尊様にお誓いできましたか? 「僕は今年、本を三十冊読む」「私は漢字をたくさん覚える!」「今年中に逆上がりができるようになる」「御講と少年部会に一回も休まず参詣します」「初登山で本門戒壇の大御本尊様に、お友達を折伏させてくださいとお約束しました。毎日勤行・唱題します」 みんな頼もしいですね。全員が目標に向かってどんどん挑戦しましょう。 応援していますよ! さて、今月は年間方針である「御命題達成の年」についてお話します。 御命題とは 日蓮大聖人様から、私たち弟子檀那は「広宣流布を達成しなさい」という命を戴いています。広宣流布とは、大聖人様の正しい教えを世界中の人々に弘めて、幸せに満ちた穏やかな平和社会を築くことを言います。 今、日本の人口は約一億二千万人、世界の人口は約七十七億人と言われています。広宣流布を実現するには、周りのあらゆる人を折伏していく必要がありますね。 そこで、御法主上人猊下が、広宣流布に向かって着実に前進するために、その時々に適った具体的な目標を御指南あそばされ、導いてくださるのです。それが「御命題」です。 令和三年の御命題 皆さんは、令和三年の御命題を言えますか。そうですね、 「令和三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年の大佳節までに、法華講員八十万人の体勢を築くこと」 です。この御命題は御法主日如上人猊下より、平成二十一年七月二十六日に開催された「七万五千名大結集総会」で賜りました。 少年部の皆さんは当時、まだ赤ちゃんだったかも知れませんね。その総会には全国からなんと、七万八千四百二十三名の信徒が総本山大石寺に集まったんですよ。 御法主上人猊下は総会において、 一、平成二十七年・二祖日興上人御生誕七百七十年の佳節までに、すべての法華講支部が現在の講員数を五十パーセント増加すること 二、令和三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年の大佳節までに、法華講員八十万人の体勢を築くこと との御命題を御指南され、平成二十七年の御命題は、皆さんの活躍で見事に達成されました。そして今は、来年に迫った令和三年の御命題達成に向かって一生懸命にがんばっています。 特に今年一年間は、毎日毎日の仏道修行が大事です。 御命題を達成する 皆さんのお寺でも、折伏誓願目標が掲げられていますね。 大聖人様は、 「一丈の堀を越えられない人は十丈二十丈の堀を越えることはできません(趣意)」(御書一〇五人㌻) と仰せです。この一丈 (だいたい三メートル)の堀を一つずつ越えれば広宣流布に近づきます。一丈の堀は折伏誓願目標、十丈、二十丈の堀は御命題です。 例えば漢字百文字を一年間で覚えるという目標を立てます。ひと月で十文字ずつという小さな目標を立てると十カ月で覚えられます。残りの二カ月は復習したり、もっと漢字を覚えることができますね。小さな目標の達成は、大きな目標に必ず繋がるんですよ。 ですから毎年の折伏誓願目標を達成することが、御命題達成の鍵です。 折伏のお手伝いをしよう 私たちは毎日の勤行・唱題のとき、 「令和三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年を期して、法華講員八十万人体勢構築を、名実ともに必ず成就なさしめ給え」 と御祈念します。「名実ともに」は、ただ単に人数を揃えるのではなく、広宣流布の礎となる人材を八十万人にする、ということです。 御法主上人猊下は『新年の辞』で、 「何としても、法華講員八十万人体勢構築の誓願は達成しなければなりません。誓願は達成してこそ、価値があり功徳もあるからであります」(大白法一〇二〇号) と御指南です。一人ひとりが八十万人体勢の礎です。だって、皆さんが折伏したお友達が、まだ信心していないお友達、家族・親戚といった、さらに次の人を折伏するのですから。 次の御命題で大活躍するのは、皆さんです。そのためにも、毎日の勤行・唱題をしっかり行い、一日一日を大切にしましょう。 |