平成20年7月16日付
 信心根本の夏休みを
 皆さん、こんにちは。
 楽しみな夏休みが近づいてきましたね。この期間、学校はお休みですが規則正しい生活を送るようにしましょう。


 勤行は時間を定めて
 勤行はいつも通り決まった時間に、家族そろって行います。休みだからといって、好き勝手な時間に勤行をしてはいけません。早寝早起きを心がけましょう。
 また、この夏休みの機会に御題目をいっぱい唱えましょう。
 なお、勤行・唱題の時は姿勢を正して、御経の読み間違えがないように御経本をしっかりと見て唱えてください。


 お寺に積極的に参詣しよう
 お寺は信心を磨く大切な道場です。私たちはお寺に参詣して、日蓮大聖人様の教えや修行を学びます。特に、第一日曜日の「広布唱題会」、第二日曜日の「御報恩御講」には必ず家族そろって参詣しましょう。
 また、お寺では毎日、決まった時間に勤行や唱題行などが行われています。皆さんのお友達の中には、夏休み中、なるべくお寺の勤行に参加するように心がけている人や、大聖人様の仏法を学ぶためにお寺に参詣している人もいます。お寺で行事がある日だけではなく、積極的に参詣して信心の指導を受けましょう。


 広宣流布のお手伝いをしよう
 日蓮正宗では来年の平成二十一年・『立正安国論』正義顕揚七百五十年に向かって折伏に励んでいます。皆さんも聞いたことがありますね。
 皆さんのお父さん、お母さんも一生懸命折伏に取り組んでいます。それは、皆さんをはじめ家族の幸せのため、そして世界中の人々の幸せのためです。
 この大切な時に、広宣流布のために私たちもできることを精いっぱいしませんか。
 では、何ができるでしょうか。
 まず大切なことは、朝夕の勤行を真剣に行うことです。そして、
 「来たるべき平成二十一年・立正安国論正義顕揚七百五十年に当たり、地涌倍増と大結集を名実ともに必ず成就なさしめ給え」
との御祈念を必ずすることなのです。これは、来年の大切な年を迎えるために、御法主上人猊下より戴いた「地涌倍増」と「大結集」の大目標を達成していけるようにという御祈念です。
 次に折伏です。折伏は決して難しいものではありません。
 折伏の第一歩は、自分が日蓮正宗の信心をしていることをお話することから始まります。お友達と遊ぶ機会が多いこの時に、多くのお友達に、信心をしていて楽しかったこと、御本尊様に守っていただいたことなどを話して、「一緒に御題目を唱えよう」と言うことも折伏です。お友達にもこの南無妙法蓮華経を教えてあげましょう。
 また、家族の中で信心していない人がいたら悲しいことですね。「一緒に幸せになろう」と折伏しましょう。




 少年部合宿に元気よく参加しよう
 今年の少年部合宿は、七月二十六日と二十七日の二日間、総本山大石寺で行われます。
 この合宿の目的は、少年部の皆さんが本門戒壇の大御本尊様と御法主上人猊下まします総本山に集合し、御目通り申し上げることです。このことを心得て、参加中はお世話してくださる方々の言うことをよく聞き、約束を必ず守り、きちんとした服装を心がけてください。
 また、恒例の少年部大会も行われます。今年の大会は来年に向かっての大切な大会となります。来年の大目標が必ず達成できるように御法主上人猊下の御言葉をしっかりと拝聴し、大会が大成功に終わるように皆で協力しましょう。お友達の体験発表もすばらしいですよ。ほかに、合唱などもあります。
 そして、皆さんお楽しみの鼓笛隊コンクールも開かれます。鼓笛隊員のお友達は、練習の成果が発揮できるように、がんばりましょうね。
 この合宿には、日本全国から多くのお友達が参加します。ぜひ、合宿中に多くのお友達を作ってください。住んでいる場所は違っても、同じ信心をしているお友達は「一生のお友達」です。お互いにずっとずっと力を合わせて楽しく信心していくことを誓い合いましょう。
 さあ、皆さん。有意義で楽しい夏休みを過ごしましょう。