平成19年7月16日付
元気に夏休みを過ごそう
 暑い日が続いていますが、元気に過ごしていますか。いよいよ、夏休みですね。
 さて、今回は信心を中心とした夏休みの過ごし方についてお話したいと思います。

 
朝夕の勤行を欠かさず行おう
 御法主日如上人猊下は、
「朝夕の勤行をしっかりと行うことは、信心の原点ともいうべき最も大事なことであります」(大白法六九九号)
と御指南されています。仏道修行の根本は、実際に御本尊様に向かって手をあわせ、勤行することです。これによって御本尊様から偉大な功徳をいただくことができ、幸せな生活ができるようになります。
 なお、勤行は時間を決めて、欠かすことなく正しい姿勢で行うように心がけましょう。

 
 お寺の行事は大切、積極的に参加しよう
 お寺は信心を磨く道場です。私たちは、お寺に参詣することによって、日蓮大聖人様の教えや修行を学ぶことが大切です。
 特に、第一日曜日の「広布唱題会」第二日曜日の「御報恩御講」には必ず参詣しましょう。
「御報恩御講」は大聖人様に真心の御報恩を申し上げる大切な行事です。また、お経の後には大聖人様の御書を通して御僧侶から信仰の在り方についての御法話があります。この御法話を聞くことも大切なことですし、大きな功徳がいただけます。ですから、喜びの気持ちでお寺に参詣しましょうね。

 


 仲の良いお友達に信心のお話をしよう
 みなさんの周りには、信心をしていないお友達がたくさんいると思います。そのようなお友達には、ぜひ信心のお話をしてください。
 信心のお話と言っても難しいお話をする必要はありません。例えば、信心によって楽しい生活を送っていることやお寺に参詣していることなどを話してみましょう。また、御法主上人猊下は、
 「仲の良いお友達がいたら是非、お誘いしてください」(同)
と仰せです。お友達と一緒にお寺の行事に参加できれば、お寺に参詣することがさらに楽しくなりますね。
 私たちの信心修行は、朝夕の勤行はもちろんですが、多くの人たちに大聖人様の仏法を弘めていくことが大切です。


 少年部合唱登山には元気に御登山しよう
 いよいよ法華講連合会少年部合宿が、今月末にせまってきました。
 この少年部合宿登山の目的の第一は、少年部のみなさんが本門戒壇の大御本尊様と御法主上人猊下まします総本山に集合し、御目通りを申し上げることにあります。
 特に、御開扉は大聖人様の正しい仏法が全世界に弘まることによって、自身をふくめた多くの人々の幸せと広宣流布を祈り願うことにあります。ですから、御開扉は正しい姿勢で臨むようにしましょう。
 また、合宿では「お友達に教えてあげよう妙法を」「元気な勤行・唱題をしよう!」のスローガンのもとに少年部大会が行われます。大会では、御法主上人猊下から御言葉をいただきます。この大切な御言葉は私たちの信心の基本となるものです。どこまでも、御言葉のままに信心することを心がけることが大切です。さらには、お友達の体験発表などもありますので、真剣に聞きましょう。
 そして、毎年恒例の鼓笛隊コンクールも開かれます。鼓笛隊員として参加するお友達は、本番に向けてけん命に練習していることでしょう。御本尊様の御前で喜びを持って信心の音色を響かせましょう。
 なお、演奏するお友達と鑑賞するお友達の心が一つになって、コンクールが成功と言えると思います。みんなで盛り上げてすばらしいコンクールにしましょうね。
 この合宿は、参加するみなさん一人ひとりが主役ですから、何事にも積極的に取り組んでください。そして合宿が終わるまでにたくさんのお友達を作って、学んだ多くのことをお土産に持って帰れるようにがんばりましょう。
 さあ、みなさん!充実した毎日を送り、楽しい夏休みを過ごしてまいりましょう。